ぐらんぴ日記

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ちょっと苦笑い


水曜日は兄弟で会食した。
我が兄弟は男三人である。団子三兄弟。
ぼくが一番下で、三歳づつ間を置いて長兄、次兄がいる。
幸い、それぞれ持病はあるものの、まあまあ恙無く暮らしている。
次兄だけが北海道にいて(彼が一番社会的地位がある)、上京して来たときに、年に一度ぐらい団子三兄弟が顔を合わせるふうになったのはここ数年来のことだ。
一番最初に次兄から「上京するから三人で会おう」と言われた時は耳を(メールだから目を)疑ったものだが、今ではいちばん都心にいるぼくが「では私が手配を」ということになった。幹事役である。

しかし手配というのが案外難しい。
(1)あまり堅苦しいところは避けたいし、かといって賑やかすぎるところも避けたい。
(2)長兄は年金生活に入っているからあまりの高額店というのもナンだ。
(3)しかも三人そろって生活習慣病特に糖尿病患者なので高カロリーのものは避けたい。
けっこう難しいのである。

今回は浅草のどぜう鍋『飯田屋』と考えていた。
ところが水曜日は定休だったのだ。
どぜう鍋では同じ浅草に『駒形』があり、ぼくは味としてはこちらが好きなのだが、一つ難点がある。
「座敷で、しかもテーブルがない」
行かれたかたはご存知だろうが、畳の上に板を置き、その上に直に鍋を置くのである。皿、杯の類いは板の上にある。
この形式では胡座をかくか、長時間正座できる人でなければ耐えられない苦痛を客に与えることになる。
ぼくは骨盤というか股関節の関係で胡座がうまくかけないので、畳の席では横座りになるしかない。テーブルがあれば何とかなるが板の上となると、これはもう「どうやって食えというんかい」というぐらいの苦行になる。旨いんだけどねえ。
次兄は股関節が悪く、胡座どころか横座りも難しい。
だから選択肢にさらに
(4)「座る座敷席はダメ」
というのがつく。
飯田屋も座敷席なのだが、掘りごたつの席が数席ある。そこを予約しようと思ったのだがね。

よって泣く泣くどぜうを諦め(もう一軒、浅草にはどぜう鍋屋さんがあるが、そちらは予約を受け付けない店だし、やはり座敷だ)人形町の『玉ひで』を選んだ。軍鶏鍋のお店というか「親子丼の元祖」として知られる店ね。ここは座敷だけれど全席掘り炬燵で、難条件はすべてクリアできる。めでたい。
しかしはあ、苦労したなあ。(笑)

上記4条件に合致する店をご存知のかたはご教示ください。(笑)いやマジ本気で。

食事のあと、どこかで一杯、ということになったので、銀座のシャルマンにご案内した。これも諸々の事情があって、お連れできない店が多いのである。(^_^;)
シャルマンとはママさんと入念な打ち合わせのうえでお連れしたのだが、大下英治さんがいらした。(*_*;)
ママがあわてて打ち合わせに行き、こと無きを得た。
そこで大下英治さんが、われわれが団子三兄弟ということを聞き、こう言われたのである(ちなみに大下さんはぼくと同年齢である)。
「三人兄弟が一堂にそろって酒を呑めるというのは実に珍しい。さしずめ奥方同士が仲がよろしいんでしょう」
大下さんが言われるには、「兄弟の不和のもとはそれぞれの妻にある」というのだ。
その例として鳩山兄弟を挙げておられた。夫人同士の諍いが兄弟の仲を裂いた。納得できるお話である(樹教授ふう)。

だからわれわれ団子三兄弟が一緒に酒を呑んでるのを見て「夫人同士に諍いが無いからだ」と忖度されたわけだ。

しかしわしら団子三兄弟、思わず顔を見合わせないようにして、それぞれ内心で苦笑してしまったのである。

正直、
カミサンたち、仲悪すぎ。

女同士嫁同士の間には、血で血を洗う抗争があって、法事など執り行うには大変な調整作業が必要だったのである。
大下氏いわく「政治は権力闘争であり、権力闘争は政治である」
三人の嫁の長きにわたる血みどろの争いはまさに「政治」だった。
(上のほうで「目を疑った」というのは、そういう歴史があったからである)

ではなぜ団子三兄弟がいまそろって酒を酌み交わし得るか。

それぞれのカミサンが闘争エネルギーを失った

からに他ならない。三人の嫁さんたちは、ともに高齢化するに従って「欝」の気配が濃厚になり、家庭内に深く沈潜するようになったからである。

そのような歴史を経て、団子兄弟は一見、仲良く酒を呑めるようになったのである。

しかし大下さんの指摘、

兄弟の仲を裂くのは夫人である

はおおむね正鵠を射ているであろうか。
大下さんが「三人の男兄弟が酒を酌み交わしているのを見たことがない」というくらいの珍しい現象らしいからねえ。
あなたの家庭はどうだろうか。
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官能作家・館淳一。趣味は路上観察、雑学研究からセーラー服ウォッチング、美女装子探しまで、なんでも探索。
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