ぐらんぴ日記

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死者を鞭打て

エドワード・ケネディ上院議員が死んだ。
若くして戦死したジョゼフ・ケネディ・ジュニア、男ざかりに暗殺されたジョン・F・ケネディ元大統領、ロバート・ケネディ元司法長官3人の兄とちがって、ベッドの上で死ねたたった一人の男兄弟ということになる。
まあ、それは非業の死を遂げることに比べればよかったことなんだろうが、このエドワードという末っ子については、どうもなんか腑に落ちない存在だった。アメリカ人でもないこのぼくがもやもやを抱き続けてきた。
1969年7月のチャパキディック事件である。
深夜、女性秘書メアリー・ジョー・コペクネと二人でドライブしていて、橋から池に落ちた。。
エドワードは一人、車から脱出して生き延びた。秘書はのちに死体で発見された。一つの悲劇である。
この悲劇を忌まわしいものとしたのが、この時にとったエドワードの行動である。この時の彼はびしょ濡れの姿でもよりのモーテルに行き、そこで泊まって、翌朝、警察に連絡したのである。

押尾学じゃん。(*_*;)

「どうしてすぐ警察に連絡しなかったか」と問われてエドワード(当時はまだ30代かな。それでも上院議員だった)は「記憶がない」と答えた。以後、どんな時にでも「事件の記憶がない」でとおした。
なにせケネディ財閥の御曹司、地元の有力政治家でもあったから、警察も司法当局もその説明を信じるしかなかった。被害者の女性秘書の遺族には多額の賠償金が払われただろう。事件はうやむやとなり、彼は微罪で逃れた。

押尾学もこの手でゆけばよかったのかもしれない。「記憶にない」。
まあエドワードとはまるで違うからダメだったろうが。(笑)

もちろん、これは人間としての彼について生涯つきまとった「汚点」であった。おかげで民主党の大統領予備選に出たが支持が薄く、断念せざるをえなかった。誰がパニック時に記憶を失ってしまうような(言ってることが本当だったとして)人間に核攻撃の決断まで迫られる重責を任せられるだろう。

おそらくは女性秘書とは男女の仲だったのだろう。その相手を見捨てて自分だけが生き延びた。その彼が後もずっと上院議員として国政に関与しつづけられたのだから、アメリカの民主主義というのもどっかヘンな部分はある。納得できないもやもやとしたものをアメリカ国民も感じ続けてきたのではないか。エドワード・ケネディの死で、国民の胸中に重苦しくあった(はずの)そのもやもやが少しか霽(は)れただろうか。
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官能作家・館淳一。趣味は路上観察、雑学研究からセーラー服ウォッチング、美女装子探しまで、なんでも探索。
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