ぐらんぴ日記

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親をみんな国家公務員にしちゃうという考え

メルマガJMM『村上龍 金融経済専門家に聞く』で「雇用の回復に何が必要か』というのをやっているのだけど、これはまあ悲観的な問題ですね。
内需も外需も頭打ちで、いくら規制緩和で労働力に流動性をもたせたところで失業した中年サラリーマンを介護サービス、あるいは農業林業(どちらも労働力不足)の分野へ移動させるのは出来ない相談。就職氷河期とはいえ、若い男女にだって無理だと思う。
介護サービスは収入が安い上に気苦労が多く社会的に地位が高いとはいえない。ある程度人生経験、人の世話をしたことがある中高年の女性がメインにやるべき仕事だろう(性差別的に聞こえるかもしれないが)。老人の介護は老人に近い年齢の人間がやるほうが無理がない。病院なら「治癒」「回復」という希望がある職場だが、老人介護の現場にはそれがない。「死」へ向かうしかない未来を喪失した人々のケアを若い人にやらせるには難しいというより無理だ。安易に医療・福祉サービスで雇用回復なんて、そりゃダメに決まっている。いや、若い人で献身的に従事している人がいることは疑いなく本当に頭が下がるけれども。
企業はもう正社員採用なんて最低限にするだろうから、雇用回復はもう完全な手詰まり。いくら「内需拡大」を叫んでも出来るのは政府によるさまざまな経済的支援しかない。全国民的規模で失業保険金給付をやるようなものだ。おれも欲しい。

そこでこういう意見があった。

 ところで、雇用を広辞苑で引くと、次のように書かれておりました。
【やとうこと、当事者の一方(労務者)が、相手方(使用者)に対して、労務に服することを約し、相手方がこれに報酬を与えることを約する契約】
そういう雇用を「回復」させるのではなく、「拡大」させる施策としては、今回の民主党公約の目玉である「子育て支援」をあげることができると思います。

「支援」などという言葉を使っているから、紛らわしいのですが、これは子の保護者が提供する「子育て」という「労務」に対し、国家が「報酬」を与える「雇用」であると解釈して良いのではないでしょうか。要するに、保護者が国家公務員になるということです。ちなみに、「支援」を広辞苑で引くと、ささえ助けること、援助すること、とありました。この言葉を使うと、なぜ、子育てだけが、援助を受けることができるのかという批判を浴びることになります。他にも、援助を求めている人は、いくらでもいるのではないかと。

 そういう誤解を生まないためにも、子育ては労務だと社会的に割り切った方が、良いのではないかと思います。実際、まるで子を国家が求めているような議論ばかりしているのですから。また、鳩山代表も、子を社会が育てるという言い方をしておりました。社会が求める子を、親が労務を提供して育てる。その報酬として月2万6千円(もっと高くてもよいかもしれません)を支払う。親が国家公務員になり、子育てがGDP化されるのですから、これは究極の雇用拡大策であり、内需拡大策です。

 では、その報酬を誰が支払うのか、というか何処から取ってくるのか。これは、「普通の国」を目指すという1993年体制のもとで、優遇されてきた企業、金持ちから、まずは取り戻せば良いのではないかと思います。こういう議論をすると、グローバル化のなかで、諸外国と競争している企業に負担をかけると元も子もなくなるという反論がでてきますが、すでに韓国は2010年からの法人税率の引き上げと富裕層に対する課税強化を決めました。過去10数年間にわたって、まるでチキン・ゲームのように繰り広げられてきた法人税率の引き下げ競争にも歯止めが掛る気配があります。

(中略)

 結論ですが、循環的な意味で、雇用は回復すると考えております。一方で、「子育て支援」は、これまでGDPの外にあった子育てという家庭内労働に報酬を支払うことによる究極の雇用拡大策だと思います。

JPモルガン証券日本株ストラテジスト:北野一


なんかむちゃくちゃだな~と思うけれど、こういう発想も必要なのではないかと。子育てをしてないから自分的には何の利益もないんだけどさ。(笑)
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官能作家・館淳一。趣味は路上観察、雑学研究からセーラー服ウォッチング、美女装子探しまで、なんでも探索。
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