ぐらんぴ日記

mixi上で「ぐらんぴ」が書いている日記の引っ越し版です。文字サイズ変更できます。

痛風にビールは悪いのか

先日、ある出版社の編集長と飲み会で同席したら、「私は尿酸値が高く痛風をやってるので、ビールは控えているんです」と言う。
黙っていればいいものを、つい「それは迷信です」と言ってしまった。
「どうしてですか。ビールにはプリン体が多いのでビール会社もプリン体ゼロという製品を作ってるではないですか」
――と言われたらもちまえの性格(知る人ぞ知る)でガアガアガアガアと、いかにプリン体の摂取を控えることが痛風の予防になんぞならないかということを言いつのった。言わなきゃいいのに。

まあ確かに以前は「痛風の原因となる尿酸はプリン体の代謝生成物。プリン体は摂取しないにこしたことはない」と言われ、納豆まで制限されていた。
それがいかに無意味かということは、一日に納豆3パックを毎日食べている小泉武夫臭いもの先生が全然なんともないことで明らかだ。体内のプリン体は食物から摂取されるのが主体ではない。体が勝手に毎日生産しているのだ。食物から供給されるのは7分の1ぐらいだとされている。体内で合成されるというのは、プリン体がDNAなどを作る際に不可欠な物質(よく分からないが)だからだ。大事なものだからせっせと体が作っている。ビールを呑もうが納豆食おうが関係ないんである。

――というわけで、痛風を食生活でコントロールしようという時、もはや「ビールはダメ、納豆はダメ、干し椎茸はダメ」などというように、個々の食物制限をもうけるようなことは医学界ではもうやってない。
「ビールを呑むな、などという医者は最新の痛風学の知見を知らない蒙昧なヤブ医者です。即刻主治医を変えたほうがいいです」
なんて罵詈雑言を吐いてしまった。言わなきゃよかった。(反省)

まあ、食生活を見直すなら全体的にバランスのとれた食事をして、アルコールは控えめ(カロリーの過剰摂取のほうが問題)にする――ぐらいのことでしょうね。
最近は、「尿酸値の高い人間はIQが高い」なんて説が出るぐらいだ。

http://blog.livedoor.jp/route408/archives/50477968.html
↑尿酸は天才物質なのか?

「女性差別だ」と、痛風になりにくい女性=フェミニズム側から猛反発があるらしいが、たぶん痛風と男性ホルモンは相関しているだろうから、性差別にはあたらないんだけどね。

スポーツでは持久力よりも瞬発力を必要とする競技(いい例が相撲、野球)の選手ほど尿酸値が高い。狩猟、戦争などで「戦う瞬発力」を要求される性である男が痛風になりやすいのは理がある。
それとストレス。決断力を要求される指導者、経営者に痛風が多いのはストレスだろう。リーダーの宿命病だろうか。ぼくのように自分ひとりがせいぜい食ってゆければいいというような職業では尿酸値が高くても発症はしにくい。無責任男は痛風にならないのである。「帝王の病」と言われたのは、贅沢のしすぎではなく支配者としてのストレスのせいなんである。
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官能作家・館淳一。趣味は路上観察、雑学研究からセーラー服ウォッチング、美女装子探しまで、なんでも探索。
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