ぐらんぴ日記

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男か女かそれが問題だ。




昨日の日記「幕別町」でちょっとしたクイズ「白人」の読み方。
ぐぐったかたはお分かりだろうと思うが、めんどくてぐぐりもしなかった人(あるいは日記を読んでもくれなかった人(;_;))のために正解を。「ちろっと」です。当然ながらアイヌ語由来。

同じ幕別町ネタで披露したご当地出身の漫画家、荒川弘さんについて。
ぼくは名前だけから当然、男性だと思いましたが、記述のとおり女性だったんですね。本名なのかな筆名なのかな。
最近の例では、直木賞を受賞したラノベ作家の桜庭一樹さん。本名は真理子で、女性です。

男性が女性のような筆名芸名をもちいるのは多くありますが、問題は「男女共通の名前」の場合。現金融相の政治家、亀井静香氏がその好例ですね。
戦前戦後、少年誌の表紙を飾った挿し絵画家、斎藤五百枝(いおえ1884~1966)。依頼しようと講談社の編集者が家を尋ねてゆき、むさ苦しい男が出てきたので「奥様はいらっしゃいますか」「カミサンに何の用だ」「五百枝さまに挿し絵をお願いしたいのです」「それはおれだ」「ひえーッ」という場面があったそうな。

ここまでが枕で(長いよ)、この前に引き続き、名物編集者、大村彦次郎の『文壇栄華物語』(ちくま文庫)から、編集者・評論家・作家の和田芳恵についてのエピソード。

>筑摩書房の「一葉全集」の編集責任者土井一正は和田についての知識をまったく持ちあわせていなかった。直木賞候補のリストによって文藝春秋社に問い合わせ、消息不明の和田の移転先を探しあてた。麻布森元町の和田の仮寓を訪ねた土井は、和田の名前から女流作家とばかり思いこんでいたので、三畳の板の間に座っている痩せて皴のおおい中年男を見て驚いた。

和田は自分が経営した出版社の失敗で多額の負債を抱えて夜逃げ、妻とともに陋巷陋屋で失踪生活を送っていた。一番風采のあがらないところに「女性だ」と思い込んでる編集者がやってきたのだから、それはイメージと現実のあまりの落差に目を疑ったことだろう。

この和田芳恵氏の姿は、ぼくが出版社に勤め始めたころ、筑摩書房関係者が集まる新宿の文壇バー『風紋』で一、二度、見かけたことがある。大物すぎて会話をしたことはない。氏も北海道出身で長万部の産である。国縫(くんぬい)村らしい。

(写真は左から荒川弘(右から2人め)、亀井静香、和田芳恵の各氏)
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官能作家・館淳一。趣味は路上観察、雑学研究からセーラー服ウォッチング、美女装子探しまで、なんでも探索。
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