ぐらんぴ日記

mixi上で「ぐらんぴ」が書いている日記の引っ越し版です。文字サイズ変更できます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

路傍の花(ナガエコミカンソウ) 2011年11月13日

ナガエコミカンソウ1

ナガエコミカンソウ2

ナガエコミカンソウ3


イヌホオズキを駆除したあとの、マンションのツツジの植込。そのあちこちからニョキニョキと背の高い野草が首を出し、水平に葉を広げている。
「やや、今度はこいつか。何者だおまえは」
いろいろ調べてみたが、手持ちの図鑑にはどうもぴったりのものがない。
「ヒメミカンソウ」というのが近いように思えるが、実と花のつきかたが違う。
ヒメミカンソウの実と花はすずらんのように下側に垂れるのだが、この草は葉の上に実と花が載る。
ヒメカンソウの別種にコミカンソウという在来種があるが、これは赤く色づく感じ。これでもない。
しかしコミカンソウ関係を検索しているうちに、同じ属の外来種がぴったり。

ナガエコミカンソウ

長柄小蜜柑草と書く。インド洋諸島やマレー半島あたりからの帰化植物。
トウダイグサ科コミカンソウ属。
もともと熱帯の植物。沖縄あたりでは早くに発見されていたが、本土では1990年代にようやく発見され、ジリジリと北上してくるのが逐一報告されてきた。かなりの新参植物なのである。東京では2000年代初頭に発見されている。寒いところは苦手なのだから、やはり日本は熱帯化しているのだ。
おおむね秋に花が咲くが、気候が許せばもっと長く咲くらしい。
伸び丈は30~50センチ。花は雄花と雌花があり、よほど目を近づけないと分からないぐらい小さい。雌花が実を結ぶ。これもボールペンの先のボールぐらいの感じ。他の草花の陰に隠れてひっそり繁殖しているので、引っこ抜くのがちとかわいそうだ。実際、ツツジの丈より低ければ気づかなかった。少しひょろりと上に延びてきたので気づいてしまった。やはり日光が欲しかったのかな。

イイネ!(3) 冴月さくら 水星騎士(゚-゚)牙魅! Mio
==============================
コメント

ぐらんぴ 2011年11月13日 16:52
見た目には二回羽状複葉かと思ったのだが、植物図鑑によると「そう見える」だけらしい。羽状複葉の場合は、葉の一枚一枚の葉柄から花や実が出来ない。みな複葉の大元の付け根に出来る。

のぶ(nob) 2011年11月13日 20:20
おお、ほとんど植物を知らない僕ですが、コミカンソウというのはあながち見当外れではなかったのですね。ちなみに、タイトルは「エナガ」になってますが、「ナガエ」ですね。

ぐらんぴ 2011年11月13日 22:20
>のぶ(nob)さん どうもご教示ありがとうございます。在来種だと葉の柄がもっと短く、花も実も葉の裏側につくんですね。
これは花も実も葉の表側に載るようにつくので、困ってたんです。(^_^;)
コミカンソウやヒメミカンソウよりは背丈が高いんですね。やはり熱帯から来ただけに体格がいい。(笑)
別名、ブラジルコミカンソウという名もあるようです。本土に上陸した時、別々のところで見つけたものに別々な名がついて混乱しましたが、今はナガエコミカンソウで統一されたようです。東京あたりではここ5~6年で見慣れた植物になったようですが、植物図鑑によってはまだ記載されていないものもあります。植物の繁殖増勢に図鑑が追いつかない。

ぐらんぴ 2011年11月14日 05:10
感心するのは、こんな小さな花なのに、ちゃんと蜜を蓄えて虫を呼んでるんですね。小さな蝶が忙しく飛び回っています。

ぐらんぴ 2011年11月15日 06:17
もう誰も見てないだろうけど、観察結果を書いておこう。このナガエコミカンソウを切ってコップに活けておいたら、ショボンとうなだれ、葉っぱがネムの木の葉のように下向きに折り畳まれてしまった。生け花には向いてないのかと思ったが、今朝起きてきたらまたピンと元通りに葉を張っている。
つまり暗くなると葉を畳む習性があるのだね。これはコミカンソウ科に共通した性質だと思われる。

ぐらんぴ 2011年11月15日 07:07
調べてみたら、コミカンソウ属のいくつかは就眠運動(夜になると葉を畳む)をするようだ。この就眠運動はマメ科に多く、ネムノキやオジギソウがよく知られている。これらは触れても葉を畳む(接触性傾性運動)性質があるが、コミカンソウ属にはない。実際、手元のナガエコミカンソウは触れても反応しない。なぜ日照光度によって葉を畳んだり広げたりするのか、理由は分っていない。葉の形態が羽状複葉的なものに限られる(コミカンソウは単葉だが、羽状複葉の外見を呈している)

のぶ(nob) 2011年11月15日 08:45
去年うちで大量発生したコミカンソウ(多分)も、夜になると消えたかと思うほど、就眠していました。最初はオジギソウかと思ったのもそのため。

ぐらんぴ 2011年11月15日 08:53
>のぶ(nob)さん 野草観察は昼だけではダメということですね。夜も観察しないと万全とはいえない。大変なことです。(^_^;)

ぐらんぴ 2011年11月15日 17:57
調べると、「ナガエコミカンソウの就眠運動について」なんて学術論文にヒットする。学術研究の対象になってるんだ。(笑
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://jun1tate.blog25.fc2.com/tb.php/1908-922202a6

 | HOME | 

文字サイズの変更

プロフィール

ぐらんぴ

Author:ぐらんぴ
官能作家・館淳一。趣味は路上観察、雑学研究からセーラー服ウォッチング、美女装子探しまで、なんでも探索。
館淳一ホームページ

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (1721)
飲食店 (6)
Mac (8)
電子書籍 (4)
mixi (4)
身辺雑記 (71)
美少女 (2)
セーラー服 (2)
ネット (3)
仕事 (10)
文学・小説 (12)
雑学(地名) (3)
出版・編集 (7)
雑学(死語) (5)
永井荷風 (6)
雑学(モノコト) (10)
事件(社会) (14)
事件(世界) (6)
政治 (1)
道具 (3)
回想 (11)
SM (2)
路上観察 (14)
女装 (6)
工作 (1)
ミュージック (7)
雑学(軍事・武器) (2)
アート・美術 (6)
原発 (7)
怪談・超常現象 (6)
病気 健康 (3)
ランジェリー (2)
夢 幻覚 (2)
映画 映像 (2)
料理 酒 (4)
日本語 (2)
植物 (13)
雑学(地理 地史) (3)
雑学(英語 外国語) (1)
芸能タレント (1)
鉄道 (1)
ゴシップ (2)
廃墟 (1)
建築物 家屋 (1)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2Ad

Template by たけやん

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。