ぐらんぴ日記

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『風紋』50周年パーティ@松本楼 2011年10月01日

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9月最後の日は、私のなじみの酒場、新宿『風紋』が開店50周年を迎えた記念パーティに。文壇バーとして知られた店である。
ネクタイを締めるの、久しぶりだなあ。故団鬼六師の葬儀以来か。
腰を痛めたので早く歩けない。地下鉄、霞が関から日比谷公園内の松本楼へ。
松本楼は外から眺めたことはあるのだが、中に入ったことはなく、なんと私の人生、これが初めて。焼ける前の松本楼も入ってみたかったなあ。
参列者は200人を越えたと思う。盛会であった。この会があることを知らなかった人も朝日夕刊の記事を読んで駆けつけてきたものも多かったとか。

最近はパーティなり会合に出ると、私が最高齢の部になることが多かったが、さすがこの夜は銀髪禿頭、杖を手にした人多し。
「ぼくらはここでは年齢的に中ぐらいのところだね」と、会場で最初に出会った知己、イラストレーター林静一氏と語る。林氏は節子夫人(私たちはセッちゃんと呼ぶ)と和服のご長女と同伴。私が林氏と知り合ったのは結婚する前のことで、ご長女が40歳ということは…つきあいも40年以上ということか。

しかし酒場で50周年とはね。祝辞を述べた八十二銀行頭取が言うには「最近の優良企業でも寿命は30年、飲食店の平均寿命は2~3年。そのなかで50年というのはまさに希有」と言う。そうだよなあ。
私がこの店に初めて行ったのは芸能誌記者時代だから、45,6年といったところか。その頃、店のカウンターを独占していた文壇の大物たちは、ほとんど鬼籍に入ってしまい、祝辞を述べる人たちもそのことばかり。私は晩年の井伏鱒二の姿を見たことがある。この時はちょっと感動しましたな。なんか大山椒魚を見る気がしましたよ。(^_^;)

私は檀一雄氏ら、この酒場でいろんな人と知り合った。のち親友となる松本哉氏(『素人の乱』の松本哉氏の父上)は、「風紋25年」パーティの頃に知り合った。お互い、同じ酒場の常連だったにも関わらず、長くそのことを知らなかった。
彼も3年前に鬼籍に入ったが、200人の出席者の顔を眺め回すと、その合間合間に今はいない常連の顔が次から次へと浮かぶのだね。50周年のパーティなんて、ほとんど死者を蘇らせるような場だ。客たちの会話だってそうじゃないのか。

なかなか死なない人がいた。康芳夫氏。(写真中。話しているのは林静一氏夫人。)私が風紋に通うようになって最初に知り合った人物。当時は呼び屋の神彰氏と組んでいろんなイベントをやっていた。独立して『モハメッド・アリ×猪木』戦を仕掛けるのは後の話。
「今は誰をだまくらかして食ってるんですか」と訊いたら、
「おれは書評家なんだぞ、書評家」
内ポケットから大量に取り出したコピー紙。『日本読書新聞』に一文が載ったというのだが、本当だ。肩書きに書評家とある。
「康さんが書評家なら私や文豪ではありませんか」と言ってやったけど聞こえなかったみたい。
こういう立食パーティの時、食事が苦手なんだよね。不器用だから皿を手にして立って食べるなんて出来るものではない。いつもほとんど食べない。しかし食べないで呑んでばかりいると悪酔いする。とりあえず一番食べやすいサンドイッチをつまんでたら、みんなカレーを食べてる。立食パーティでカレーとは……と思ったら、なるほど、松本楼はカレーで知られる店だ。敬意を評してカレーを少々。結局食べたのはそれだけ。(写真中、康さんの背後でカレーが見える)

最後のほうで遅れてやってきた猪瀬直樹氏が祝辞。「副知事がなんで」と思ったら太宰治の『ピカレスク』を書いた時、取材したらしい。聖子ママの母上は大宰と親交のあった人だからね。(9月29日の日記参照)

締めは随筆家、高田宏氏。それこそ50年フル常連。とぼけた味で三本締めでくくってくれました。(写真左)
多くの人は聖子ママの子息、卓くんが開いている『風紋』へ流れるようだったけど、私は仕事も残っているし腰も痛い。知己に挨拶して帰宅しました。
しかし帰ってからついつい、呑み足りない食べたりない分を補給してしまうんですなあ。スーツのズボンがいま限度までのきつさなんだけど。

イイネ!(16) Fumika 邪太郎 ゆずきいくと おねえちゃま ピンクの仔猫ちゃん 白馬 *hana* Mio アシシ。 のぶ翁。
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コメント

ぐらんぴ2011年10月02日 10:38
聖子ママに挨拶したら「こないだは教え子さんを連れてきてくれてありがとう」と言われた。教え子って……全然違うんですけどね。関係者。でもまあ詳しく説明するのも何なのでそのようにしておきましたが。(^_^;)
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官能作家・館淳一。趣味は路上観察、雑学研究からセーラー服ウォッチング、美女装子探しまで、なんでも探索。
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