ぐらんぴ日記

mixi上で「ぐらんぴ」が書いている日記の引っ越し版です。文字サイズ変更できます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

君は米穀通帳を見たか  2010年11月09日13:26

米穀通帳

東京都指定食堂

おじさんおばさんしか知らない言葉、つまり死語ってことだけど、「米穀通帳」ってのがあったなあ。

戦後長らく、お米というのは食糧管理法というのに縛られて自由に売買できませんでした。自主流通米というのが出来るまでは、お米を買うには原則的に、この米穀通帳が必要だったんです。
私も、笈を負うて郷関を出、(おいおい)上京した頃はまだ米穀通帳の時代で、住民登録をすると、区役所からこの米穀通帳を支給されたものです。
自炊してませんでしたから、自分でお米屋に行くこともなく、この米穀通帳というのを実際に使ったこともなく、今やもう手元にもありません。とっておくべきだったなあ。どなたか保管している人いますかね、1981年まで発行されていたそうです。

この米穀通帳は、身分証がわりになったんですね。今では保険証がその役目を替わっていますが、以前は何か役所や公的機関で身元を確認されるときは、この米穀通帳を持参したそうです(私は使ったことないですが)。

この米穀通帳に「外食券」という記載もあったですよ。
私の頃にはもうほとんど使われてなかったでしょうが、言葉だけはちゃんと残っていた。「いったい何だろう?」とクビをひねったものです。

でね、大衆食堂を調べている人のブログを見てたら、由緒ある大衆食堂には今なお『東京都指定食堂』という看板を掲げているお店があるというのですね。
「なんだそりゃ」と調べてみたら「外食券食堂」だったわけです。東京都が発行する「外食券」というのを持ってゆくと、そこで食事ができた。
うーん、私は一度も見たことがないんですがね。どこでどうやってもらえたのか。

しかし「米穀通帳」なんて知ってるのはおじさんおばさんじゃないですね。おじいさんおばあさんの年代だ。

イイネ!(1) 鈴木輝一郎
==========
コメント

ぐらんぴ2010年11月09日 16:10
さて、この外食券食堂が現在の東京都指定食堂になったらしいのだが、外食券が無くなった今、もう存在理由がなさそうな気がする。するのだが、しかし現在も「東京都指定食堂」を看板にうたった店は何軒もあるらしい。しかも東京都指定食堂共済組合というのまで存在している(築地)。
なんなのだ、指定食堂とは? 今はどんな役割を果たしているのだ?
これが分からないんですね。一説には「災害時に焚き出しをしてくれる食堂」とも言われてるんですが。
検索の諸達人たちが解明してくださることを強く希望します。(殿下ふう)

鈴木輝一郎2010年11月09日 16:53
米の配給を「ただでくれる」と思ってる若いひとも普通にいますねぇ(^_^;

鈴木輝一郎 by 携帯

Commander-紫弩2010年11月09日 17:05
ウチにも有りました、米穀通帳(^-^)
でも、あれどうしたんだろう?

神名・Melissa=龍子2010年11月09日 17:24
見たことないけど、法的には存在していたはずのアイテム。
永六輔の持ちネタだった記憶が…(^^;)。

ぐらんぴ2010年11月09日 17:35
>鈴木輝一郎さん
私も子供の頃だったので、米がどうやって我が家にもたらされるのか、そのシステムはいまだに分かってません。配給のお米と闇のお米と、当時の家庭はその二重ルートでお米を調達していたんでしょうねえ。配給米っていくらぐらいしたんでしょうか。

ぐらんぴ2010年11月09日 17:39
我が家は漁業だったので魚は売るほどあった(そりゃ商売ですから)。食料難の時代でも魚と物々交換できたので米の調達はそう難しいことではなかったようです。生産者の強み。闇米が圧倒的だったんでしょうね。ただしばらくおくとコクゾウ虫というのがわらわらと湧くので、ご飯の時はまざっている虫の死骸をとりのぞきながら食べていましたねえ。今ならウエーと大騒ぎになることでしょうが当時は虫がいて当たり前でした。……って百年も前のことのような。(笑)

鈴木輝一郎2010年11月09日 17:40
> ぐらんぴさん
あと、甘味料で差が出ますねえ。ぼくはチクロ世代。戦争で焼け出された世代と飯くうととにかく砂糖を入れたがったので参りましたなあ(^_^;

鈴木輝一郎 by 携帯

ぐらんぴ2010年11月09日 17:44
以前、六本木の交差点を溜池(アークヒルズ方面)へ下り右側に「六本木食堂」というのがありました。ここはパーツ組み合わせのメニューなんですね。ご飯、みそ汁、おかずは好きなものを棚からとって組み合わせるシステム。洋食的なものはあまりなく、タマゴとかノリとか焼き魚とか冷や奴とか納豆とか……。
もう少ししゃれたスタイルにすれば「和食バイキング」だ。
ただ一品一品に値段がついてます。
食べてるとおばちゃんがやってきて伝票に総合計を書いてくれました。どうも、そういうシステムをとっている食堂が「東京都指定食堂」らしいです。
二十年ぐらい前に無くなりましたね。味は悪くなかった。

ぐらんぴ2010年11月09日 18:10
>鈴木輝一郎さん
甘いものへの欲求ですね。ぼくらの頃はチクロ以前で、サッカリンとかズルチンで甘みをつけた駄菓子が出まわっていました。人の家を訪ねると子供たちは砂糖湯でした。コーヒーカップに砂糖を入れてお湯を注ぐ。それだけ。(笑)

鈴木輝一郎2010年11月09日 21:21
> ぐらんぴさん
砂糖湯があるところがさすが麻布(^.^) 贅沢品だったんだから→砂糖
鈴木輝一郎 by 携帯

ぐらんぴ2010年11月10日 03:40
>鈴木輝一郎さん
ああ、その頃はまだ麻布ではなくて、北海道最北端の漁港でした。魚だけはたっぷり食えました。あとはじゃがいも。私は今も、米がなくてもじゃがいもがあれば苦になりません。(笑)

ぐらんぴ2010年11月10日 03:55

『ザ大衆食エンテツ資料棚』というサイトの『大衆食堂の研究 激動編*大衆の道、めしの道、食堂の道』という熱いホームページがあります。ここに指定食堂についての記述が若干ありました。

http://entetsutana.gozaru.jp/kenkyu/kekyu_4_04.htm

>この「外食券食堂」といわれた東京都食堂協会の時代から、東京都指定食堂協同組合の「民生食堂」への流れは、昭和三〇年代の大衆食堂へとつながる。
  まだ、食堂における米飯販売は自由でなかったから、東京都指定食堂協同組合への加入は急激に増え、最高千数百軒までになったといわれている。
  「東京都民生食堂指定要綱」には、つぎのようにある。
  「低所得者であって常時外食するもの(以下「外食者」という)に対して、低廉で栄養価の高い食事を供食するとともに、災害時における一般都民に対する供食事業を円滑に進めることを目的とする」
  そして、「一日、朝、昼、夕の三食を供食するもの」「常に良心的で、一般市価より低廉な価格で供食するもの」などの条件があって、組合を経由して都知事が指定する、のである。

  この民生食堂が急増したわけは、指定食堂になると、水道代の補助金などもあったがノミのションベンほどの額だった。で、ようするに米が入手がしやすい、というところに魅力があったようだ。ある種の利権団体化したもので、食堂の発展そのものに貢献する体制にあったとはいいがたい。(引用終わり)

はあ。そういうことだったんですね。しかし米の販売が完全自由化された現在も「指定食堂」というのが共済組合をもつぐらい加盟店があって残存しているというのは、どういうことでしょうねえ。災害時の焚き出しを義務づけられているかわりに、何か見返りがないと共済組合やらないですね。
どんな利権がここに発生しているんだ~。謎だ~。

呂◆gQikaJHtf22010年11月10日 19:23
ぐらんぴさん

共済組合と協同組合がごっちゃになった記述ですが、協同組合は中小企業等協同組合法で経済産業省(通産局)か都道府県の商工経済を司るところが主な認可を行う組合で、共済組合は金融・保険事業などをおこなう財務省(財務局)や都道府県認可の組合です。

大体の場合、協同組合は事業者(中小企業者)でなければ加入できませんが、共済組合は個人で加入できます。個人でも加入できる企業組合という謎組織もありますが・・・

予測ですが東京都指定食堂協同組合に加入すると転貸(商工中金からすごい低利で組合が借りて組合員にちょっと上乗せして貸し付ける、それでも市中金融機関よりぐっとお安い)事業とか旧国民金融公庫や旧中小企業事業団から低利融資を受ける際に組合員であることが非常に役立ちます。どんな利点かというと据え置き期間が(まあ返済猶予が数年ある)ある上に、1.5%とか審査が緩い、旧環境衛生金融公庫だったかな?あたりの貸し付け金利はその金利で住宅ローン組めたらいいなあ~という数値だったりした記憶があります。ついでに市中金融機関とちがって政府系金融機関は踏み倒しても取り立てにこないというメリットがある(笑

また、協同組合に関してはいろいろな助成事業がありので加入メリットが結構あったりします。組合に入ると税務指導が実質無料(いまは確か格安で経理ソフトが買えたと思います)とかあとは一中小企業の社長さんでは叙勲の際にあまりパッとしないのですが、組合の理事長とかになると数階級叙勲がアップしたりします。


ぐらんぴ2010年11月11日 06:54
>呂◆gQikaJHtf2さん

共済組合と共同組合の説明、ありがとうございます。
ぐぐると共済組合の事務所の場所なんか地図で出てくるので、現在存在するのは共済組合かと思いますね。

いずれにしろ金を低利で簡単に借りられるという特権があるんでしょうね。そのための団体を作って官僚が理事長として天下りしてくる。そういう利権がある。官も民もウイン=ウインの関係にあるんでしょうねえ。そういう団体。どっかで税金が無駄づかいされて国民の一人負けかな。(笑)
スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事へのトラックバックURL
http://jun1tate.blog25.fc2.com/tb.php/1743-5ca201b8

 | HOME | 

文字サイズの変更

プロフィール

ぐらんぴ

Author:ぐらんぴ
官能作家・館淳一。趣味は路上観察、雑学研究からセーラー服ウォッチング、美女装子探しまで、なんでも探索。
館淳一ホームページ

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (1721)
飲食店 (6)
Mac (8)
電子書籍 (4)
mixi (4)
身辺雑記 (64)
美少女 (2)
セーラー服 (2)
ネット (3)
仕事 (10)
文学・小説 (11)
雑学(地名) (3)
出版・編集 (6)
雑学(死語) (5)
永井荷風 (5)
雑学(モノコト) (8)
事件(社会) (14)
事件(世界) (6)
政治 (1)
道具 (3)
回想 (10)
SM (2)
路上観察 (13)
女装 (6)
工作 (1)
ミュージック (6)
雑学(軍事・武器) (2)
アート・美術 (6)
原発 (7)
怪談・超常現象 (3)
病気 健康 (3)
ランジェリー (2)
夢 幻覚 (1)
映画 映像 (2)
料理 酒 (3)
日本語 (2)
植物 (13)
雑学(地理 地史) (3)
雑学(英語 外国語) (1)
芸能タレント (1)
鉄道 (1)
ゴシップ (2)
廃墟 (1)
建築物 家屋 (1)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2Ad

Template by たけやん

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。