ぐらんぴ日記

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竹の秋


私のマンションの東隣は墓地でその一画に竹林があったのだけれど、墓地を整備した時に竹林は一掃された(無縁になった墓地を整備して新しい区画を作り販売したのだ)
ところが地下茎として生きてた竹は塀の下をくぐってわがマンションの共有庭に進入し、数本の竹林を形成した。こいつはほうっておけばすごい繁殖力なのだけれど適度にあれば夏は涼しい木陰を作る。
毎年、この竹林の増殖をコントロールするのが竹林に面してある私たちの仕事になっている。
この竹というのは、よく知られているように春に枯れる。というか黄葉してから葉を落す。
これは若い竹を伸ばすためなんだね。親たちが自分の身を犠牲にして、自分たちの栄養ぶんをみな筍に回す。
親たちが絶食して衰弱してくれるせいで養分を潤沢にもらった若竹はすごい勢いでのびる。実際、私の経験ではひと晩に50センチぐらいは延びるのを目撃した。筍が一週間たたない間に数メートルの高さに成長してしまうのだ。
このすさまじい伸長力というのは、竹の芯が中空になってるからできるんだろうね。
夏になって若竹が一人前になると親の竹たちは「これからはおれたちも食事をとるぞ」と張り切りだし、青い葉を茂らせる。それが秋になって見事な形になる。
ゆえに竹は春が秋で、秋が春のような植物なのである。ゆえに春は竹の秋で、秋が竹の春である。「竹秋」「竹春」という名の持ち主はそれぞれ春や秋に生まれたのである。

草木みな日暮れやさしき竹の秋  (飯田龍太)

(写真は春に黄葉した竹林。私のところの竹林ではありません、参考写真です。(笑))
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官能作家・館淳一。趣味は路上観察、雑学研究からセーラー服ウォッチング、美女装子探しまで、なんでも探索。
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