ぐらんぴ日記

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タマラ・ド・レンピッカ




寒い日だったけど、一緒に行ってくれる人がいたので、渋谷東急Bunkamuraの『レンピッカ展』を見てきた。
アールデコの時代、すなわち1925年ごろから1935年ごろまでが全盛期で、デコの凋落と共に忘れ去られてしまった画家だけれども、その魅力がまた見直されて、今はまあ彼女の作品を知らない人はないだろう。

特に自分の娘キゼットをモデルにした作品は、かのナボコフの『ロリータ』の表紙にも使われたことでよく知られ記憶に刻まれてるだろう。

彼女の真骨頂は人物画、肖像画に凝縮された。自分が気にいった人物の肖像画しか描かず、あのダヌンツィオに頼まれた時は、抱かれてもいいと思って訪ねていったら「ただのチビの老人だった」からという理由で、いろいろ駆け引きがあったもののついに描かずに終わった(金だけはふんだくったので、ダヌンツィオに「売春婦」と罵られてる)。
結婚し子供も産み、離婚し再婚したが、その合間にモデルの女性を恋人にしてた。バイだったのである。

絶頂期の作品の輝きは今でも圧倒されるし、女性の肉感はただものではないけれど、私が一番、印象深かったのは、最初の夫タデウシュを描いたものだ。ロシア貴族だったけれど革命で祖国を追われ、最後は妻のヒモみたいになってしまったが、その鬱屈した感情を、妻が、無意識なのであろうが、よく表現している。
すったもんだの末に離婚したのだが、離婚直前に描いたので、結婚指輪をはめた左手が未完成になっている。意図したものかどうか。

写真

(左写真「本を読む少女」「白い手袋の女」はどちらも娘キゼットがモデル。まん中を見ると分かるが彼女が描いた着衣の女性はだれも下着を着けていない。右が最初の夫、タデウシュ・レンピッカ)

5月9日まで。
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官能作家・館淳一。趣味は路上観察、雑学研究からセーラー服ウォッチング、美女装子探しまで、なんでも探索。
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