ぐらんぴ日記

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愛すべきラリー



昨日の日記で原口総務大臣が言及した「BMVオラクル」のCEO,
ラリー・エリソンについてちょっと書いてみましゅ。

「BMVオラクル」というのは、アメリカス・カップに際しての参加チームの名前で、ドイツの自動車メーカーBMVと組んだからなのであって、ラリー・エリソン自身は「Oracle」という企業のCEOです。
このオラクル社、リレーショナル・データベースというソフトの分野ではトップをゆくIT産業の雄です。法人企業が使うソフトなんで個人はあまり関係ありませんね。ですから創業経営者のラリー・エリソンについて知る人は、日本では「コンピューター産業に関与する人」に限られるかもしれません。
しかし、この人、シリコンバレーではマイクロソフトのビル・ゲイツ、 Apple のスティーブ・ジョブズと肩を並べる成功者で富豪なんです。

面白いのはこの三人が形成する三角関係で、ラリーはビルが嫌いでスティーブと仲良しなんですね。ビル・ゲイツとラリー・エリソンの確執はシリコンバレーの伝説となっていますが、スティーブ・ジョブズはラリーの四人目の奥さんとの結婚式のときにカメラマンを務めている。(笑)
ビル・ゲイツは当然ながら Apple ともオラクルとも商売敵の関係ですので、この組み合わせはゲイツに分が悪い。(笑)

「なにがなんだか分からない」という人は Wikipedia でエリソンの項目を参照されるか、↓のホームページを読んでみてください。「ビル・ゲイツとは何から何まで対照的なシリコンバレーの成功者」の姿が浮かびあがるでしょう。

http://www.ijinden.com/_c_19/Lawrence_Joseph_Ellison.html

世界で13位の大富豪なんですが、シリコンバレー出身のなかでもラリーは極めて奇異な存在です。どこが奇異かというと「やることなすこと、ヘンすぎる」(笑)。

私がラリーのことを始めて知ったのはパソコン通信全盛期の頃でした。こういうジョークがあったのです。

「オラクル社に電話すると自動案内装置が次のようにアナウンスする。
当社にソフト商品のことでご相談のかたは1のボタンをプッシュしてください。
当社の財務について質問のかたは2のボタンをプッシュしてください。
当社に就職したいかたは3のボタンをプッシュしてください。
もしラリーと結婚したいという女性のかたでしたら、4のボタンをプッシュしてください。」

このジョークの背景には、当時3番目の妻と別れて独身だったラリーが、テレビの番組で孤独な心境を打ち明け「新しい伴侶が欲しい」と告白したからなんですね。
なにせビル・ゲイツと肩を並べる大富豪が「妻が欲しい」とぼやいたんですから、妙齢の女性たちが色めきたつのは当然。そこでオラクル社には電話が殺到……という状況をからかったジョークなんです。

「いくらなんでもそれはないだろう」と日本人は思うでしょうが、ラリー・エリソンはやることなすこと型破りの人物なので、女性だって「もしかしたら」「ひょっとしたら」と思ってしまうんですね。たまたまつながった電話で話したら結婚できるかもしれない……そんなふうに思わせる人物なんですね。

どうもうまく言えないんですが、ラリー(本当の名はローレンスなんですが)は日本でいえば「失脚しなかったらのホリエモン」というか「IТ業界のやしきたかじん」といえば分かりやすいですかね。(そうとう違うが)

原口大臣も言っていましたが、そうとうな親日家です。独立するまえ、IBMかどっかで働いていた時期、日本に出張させられて、それがきっかけだったそうで、Googleアースにもハッキリ映っているという自邸の敷地のなかには純日本建築の邸宅があるそうです。彼はヨットが趣味なのですが、愛艇の名が「Sayonara」。それはちょっとまずいんじゃないかと思うんですが、ラリーはそれほど日本が好き。これって「アタリ」にいたスティーブ・ジョブズがけっこう日本の囲碁にはまって日本文化のよき理解者であることと共通点がありますね(ビル・ゲイツはまあ、日本には何の興味もないでしょうね)。

その女性関係の多彩さでも勇名を馳せたラリーですが、3番目の夫人との離婚訴訟で、夫人側がラリーの電子メールを偽造して法廷に提出したのがきっかけで、アメリカでは「電子メールは訴訟において証拠物件とはならない」という判例が出ました。以来、アメリカでは電子メールが法廷に持ち出されることはありません。
かつて電子メール事件で民主党を崩壊させた前原党首はこのことを知らなかったのですねえ。バカでしゅ。

それともう一つ、私を感銘させたのは「母を訪ねて」という涙無くしては語れない母恋物語です。
ラリーを生んだ母親は未成年だった(らしい)ので、彼を里子に出して自分は行方をくらまします。養父母のもとで育てられたラリーは苦節30年ぐらいかな、大富豪になるまで実の母のことを忘れられず、探偵を雇って必死に母親探しをやるんです。その結果、実の母親がようやく見つかり、これはこれで大ニュースになりました。母親は息子がそんな大金持ちになったとは知らなくて腰を抜かしてしまったようですが。

ラリー・エリソンをめぐるエピソードはいっぱいあるんですが、今日はこんなところで。ちなみに彼はぼくより一個下の年代。そんなところからも親近感を抱いてしまうんですね。一度も逢ったことはないけれど。
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官能作家・館淳一。趣味は路上観察、雑学研究からセーラー服ウォッチング、美女装子探しまで、なんでも探索。
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