ぐらんぴ日記

mixi上で「ぐらんぴ」が書いている日記の引っ越し版です。文字サイズ変更できます。

康さんに蕎麦屋へ誘われる



今日は先考の命日だ。
昨夜、ウイスキーを全部呑んでしまって朝まで本を読んでいたので、昼に起きて、仏前に供えるウイスキー(父の好物である)が無いので慌てる。親不孝ではないか。

午後1時、酒類を買い出しに行った六本木路上で康さん(康芳夫氏)とバッタリ会う。久しぶりだ。康さんの先考は蒋介石の侍医だったなんて言ってたけど神田三崎町あたりで医者をしていた。その先考とお母さんの墓が青山墓地にあるので二十なん年ぶりかで墓参をしてきたという。
「日本人ってのは暮に墓参りするのか。いっぱい来ていて驚いた」という。
「中国人にしては祖先を大事にしない人ですね」と言うと「おれは半分は日本人だからな」。あの、誰も康さんを日本人だと思わないと思いますけど。顔が日本人じゃないでしょ。日本人というか地球人でもないみたいだけど。

康さんとはぼくが駆け出し芸能記者時代、氏が神彰氏の下で呼び屋稼業を始めた頃からのつきあいだ。ずいぶん妙な仕事を持ち込まれていろいろこなしたが、最高に奇妙な仕事は川尻ノストラダムス博士だった。
まさか『滅亡のシナリオ』が麻原彰晃を走らせるとはね。

「久闊を叙そう」と蕎麦處『ほんむら庵』に誘われビールをご馳走になる。
相変わらず元気で人を食って生きている。
「おまえFってところで本出してるだろ」「今は出してませんけど」「あそこはどうもダメらしい。気をつけろよ」
というのから始まって、清談転(うたた)清し――とはとても言えない生臭い話がバンバン。「♂の♀の前の♂ってのが、実は……で」「うげ(*_*;)」「♂は♀のことでこうなって(自分で首を絞める仕草)」「うひ、病死と聞いてましたけど」「違う違う、首吊りだ。知らんかったのか。がはは」
2時間この調子で「絶対ここだけの話だぞ」というのだけど狭い蕎麦屋のなかで響き渡るような大声でここだけの話もなにも。
「今日、おまえと会ったというのも何か黙示録的だなあ」と言って風のごとく去っていった。あの、黙示録的って……。(^_^;)

うう、昼からビールをガンガン呑んでしまった。帰宅して先考の仏前にグレンリベットを供える。今年の花は白いチューリップ。来年はついにぼくが先考の年齢を越え、33回忌を催す。まさかそこまで長生きするとは思わなかったなあ。

ちなみに康さんは70歳。某雑誌の対談企画に石原慎太郎を招くべく画策中。40年近くも前、今をときめく東京都知事が康さんプロデュースの「ネッシー探検隊」で「隊長」だったと知る人はいないだろう。慎太郎は「ネッシーの話が出るのならダメだ」と逃げているそうだ。妙なところに人生の恥部というものはあるものだ。

なんか眠くなって午後の残りは居間の窓ガラスを拭いただけで終わってしまった。
年の残りも、あと一日となりにけり。あと一日となりにけり。
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官能作家・館淳一。趣味は路上観察、雑学研究からセーラー服ウォッチング、美女装子探しまで、なんでも探索。
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