ぐらんぴ日記

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こどもにラジオ体操は必要か?

ラジオ体操というと、小学生が校庭で……という光景が脳裏に浮かぶ。
全国民的に、そういうものではないだろうか。

ぼくが信州の山の中で土木作業員していた時だけど、
朝の始業時に、宿舎兼事務所の前に集まって朝礼というのがある。
まあ連絡事項が伝えられ、所長が「くれぐれもケガや事故のないように一日がんばって欲しい」ぐらいのことを言って終り。

そのあとに恒例の?ラジオ体操が行われる。あれを全部やると長いので、適当に縮めたやつなんだけど、一応、全身の筋肉のコリがほぐれる。

ある時、測量関係の班にいる若い連中から提案がなされた。

「ラジオ体操は無意味だからやめよう」

そういう声だ。「どうせ現場にゆけば、道具を運んだりそれなりに体を動かすんだから自然に準備運動ができる。ここで体操をやる意味が分からん」

それを言いだしたのは十代後半から二十代前半のイキのいい年代数人だった。彼らはどうも爺さんやおやじ世代と一緒に「いちのにのさんっ」というラジオ体操に違和感を抱いていたようだ。

ぼくは当時二十八、九歳だと思う。胸中、彼らの言うことも分かるが、なんとなく儀礼的なものとして受け止めていたから、ラジオ体操、やったほうがいいんじゃないか、という気がしていた。

今や還暦を過ぎて、その頃のことを思うと、「あの時、ラジオ体操を辞めようといった連中、どう考えているだろうか」と感慨を覚えずにはいられない。
彼らも肩凝りや腰痛や関節の痛みに悩まされる年代だ。朝起きて、指がこわ張って、それをほぐすのに手を握ったり開いたりするのが習慣になっているのではないだろうか。

子供はみんなラジオ体操をやらされる。幼稚園から小中学校まで、まず10年以上、命令されて強制的にラジオ体操をさせられて、もういい加減、いやになってるんじゃないだろうか。
社会人になって、現場関係の仕事でなければ、もうラジオ体操をむりやりやらされることはない。それはまあ「おとなの幸せ」の一つであろう。子供は羨むかもしれない。

しかし、年齢を増すに従って、言われなくても強制されなくても、人はラジオ体操的に体を動かすようになる。そうしないと筋肉や腱や骨が思うように動かないからだ。妙な痛みが発生して悩まされる。

そこで結論。
新陳代謝が活発で、筋肉や腱の疲労が蓄積することのない子供たちにラジオ体操をさせる意味はないのではないか。彼らはほっといてもすぐにウォーミングアップする。
よほどの試練(水泳など)がないかぎり、始業前のラジオ体操などやらせなくてもいいと思う。

本当にラジオ体操とか準備運動が必要なのは中高年なのである。

ぼくはまあ三十分ごとにエッチラおっちら体のどこかを動かす体操をしている。体がそうしろと要求するのだ。そうしないと辛さが増す。
スポーツマン以外の一般人にとって、運動とは、本来そういうものではないだろうかね。
朝、散歩してると公園や広場に老人たちが集まって、ラジオから流れるラジオ体操のかけ声に合わせて思い思いに体を動かしている。あれが本当の「正しいラジオ体操」のありかただろう。
学校でやるのなら、中高年の教師だけがやればいいのだ。

「こどものラジオ体操は百害あって一利なし。そんなものは辞めてしまえ」
いや、一利ぐらいはあるんだろうが……。(^_^;)
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官能作家・館淳一。趣味は路上観察、雑学研究からセーラー服ウォッチング、美女装子探しまで、なんでも探索。
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