ぐらんぴ日記

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リリー・レントリーについて 2012年03月14日

リリーレントリー1

リリーレントリー2


「こんな言ひ方はご存知でせうか」は続きがあるんですが、ちよつと脱線。
丸谷才一氏言ふところの「リリー・レントリー」は、さう綴つただけでは検索にひつかかりません。通常「リリー・ラングトリー」とされてゐます。それで検索すると多数ひつかかるでせう。
綴りは

Lilie(Lily) Langtry

日本人はこれを綴りどおり読まふとするので「ラングトリー」になるのですね。
この g は「〜ing」と同じ発音ですから、g音ではないんですね。グという音は聞こえない。けれどさう綴つてあるので発音しちやうのが日本人の悲しい性(さが)。丸谷氏の書くとおり、レントリーと発音するし聞こえるのです。

本名はエミリー・シャーロット・ル・ブレトン。彼女はジャージー島の生まれだつたので、「ジャージーのユリ」と呼ばれ、それでリリーの愛称がつきました。

アメリカ版の Wikipedia が非常に詳しいので、興味があるかたはそちらをどうぞ。
皇太子の愛人、「ミストレス・オブ・プリンス・オブ・ウエールズ」として過ごしたあと、彼女はどうなつたか。貴人の愛人を得ながら、舞台女優に転進して、成功しちやうんですね。
イギリス国民からおおいに愛されたようです。
その後アメリカに移住し、市民権もとります。
今度はアメリカ人が熱狂してしまつた。
シャーロック・ホームズの心を唯一狂わせた魔性の女「アイリーン・アドラー」のモデルは彼女だといふ説もあります。
この一代記はどこかで刊行されているのでせうか。

ちなみにロックバンド『The Who』の初期のヒット曲に『The Pictures of Lily』というのがあります。
史上初、男の子のオナニーに言及したロックということになつている。(笑)
息子が夜眠れないやうなので父親が「リリー」という女性の写真を壁に貼つてくれた。
それを見ると「いい気持ちになつてぐつすり眠れるようになつた」
リリーに恋した少年は彼女に会いたいと父親に訴えると、
「バカを言ふな。このひとは1929年に死んだのだ」と言ふ。

リリー・レントリーの没年は1929年(昭和4年)ですから、まさしく合致します。
この写真はリリー・レントリーのブロマイドだつたのですね。

イイネ!(2) 二村ヒトシ きた
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北杜夫と小樽の鮨屋 2012年02月24日


北杜夫

小樽の鮨屋


これは facebook のほうで書いたので、向こうで読んだかたもおられるでしょう。
私も知らなかったけど、偶然、Google検索中に知った事件。

「小樽の鮨屋は世界一無礼」事件。

当事者は故・北杜夫氏と小樽の「寿司屋通り」(写真下)にあった寿司店。映ってるお店ではありません。
20年ほども前、たまたまこの地を訪れた北杜夫氏と娘さん(斎藤由香さんでしょうね)、それと同行したカメラマンの三人が、鮨屋に入った。
どくとるマンボウは、この店で信じられない無愛想な仕打ちを受け、長時間待たされ、3万円という請求を受ける。銀座なら安いほうだが、北氏が言うには、おまかせの握りで3千円というメニューを選んだという。
マンボウ先生、やむなく支払ったけれど、腹に据えかねて、帰京後、某週刊の小説雑誌にこの一件を書き『小樽の鮨屋は世界一無礼』というタイトルで発表した。しかも問題の店名も明らかにして。

これが当時、観光客の集客で、ゴーストタウン化の著しい小樽を復興させようとしていた地元を直撃した。小樽の評判がガタ落ちしてしまったのである。
寿司屋通りは一時、火の消えたような閑古鳥状態になってしまったらしい。
小樽の寿司業界では、未だ、マンボウ先生をうらむ空気があるやと聞く。

そういう話を知ったけれど、札幌出の私もそういう話は初耳なので、詳細を知ってる人がいたら教えて、と facebook に書いたんである。
いろんな情報がもたらされたけれど、一番驚いたのは「そのエッセイを掲載した担当編集は私です」という「友達」が名乗り出てくださった。(*_*;)

これには驚きましたね。世間は思ったより狭い。

今度会ったらその話をしてくれるということで楽しみですね。

小樽の鮨屋が「無愛想まずい高い」という評判は北海道でも名高く、小樽を訪ねても「鮨なら札幌で食べなさい」とタクシーの運転手に言われるらしい。(^_^;)
その後も多くの文人名士が小樽を訪ねては鮨屋でケンカが絶えない。

ふつう、マスコミを通じてこれだけ叩かれると、とりあえずは態度を改めると思うのだけれど(実際、市が率先してサービス改善運動をやったのだけれど)依然として「小樽の鮨屋」と言えば「無愛想高いまずい」「ボッタクリ」が定評になり続けているようです。全然改めないというのが、よく分かりません。
まさに『将太の寿司』に描かれたような悪徳業者が仕切ってるんでしょうか。
興味が湧きますね、「小樽の鮨屋」。行く気にはならんけど。(^_^;)

(その店は当然ながら潰れたそうで、のち別の場所で移転して開業。風の噂では「不幸な行き違いがあって」と説明しているそうです)

イイネ!(3) 若にーる  月夜眠  かおる姫
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コメント

ぐらんぴ 2012年02月24日
「一時は小樽の寿司屋通りは火が消えたようになった」というから、どくとるマンボウの一文は爆発的な被害をもたらしたようです。おかしいな私は、まったくその騒動を知りませんでした。

安達O@只今減量中2012年02月24日 07:25
まだ青函連絡船があった頃に流氷を見に行き、小樽によって寿司を食べましたが、ネタが大きくて新鮮で安くて、大感激して、一生の思い出になってるんですが……そう言うことがあったんですね。
コメント

森 美貴 2012年02月24日 07:48
そんなお話があったとは知りませんでした。
が…、去年、はじめて小樽に行ったときのこと。期待満々で入った店は、昼をずらして入ったので、客もほとんどいませんでした。にもかかわらず、すぐに出てこなかったし、味も普通。後で小樽に住んでいる知人に迎えに来てもらったら、「寿司は東京に限る!」と言ってました。早く言ってよと思ったほどです。
コメント

未婚の父2012年02月24日 22:28
》小樽の寿司業界では、未だ、マンボウ先生をうらむ空気があるやと聞く。
そんな小樽の寿司屋を救ったのが、関根勤とそのマネージャーで頭髪が貧しいしかま君だったのですね。
http://www.shikamazushi.co.jp/
ぼたんえびがおいしかったです。
コメント

ぐらんぴ 2012年02月25日 04:38
「小樽」「鮨」「ぼったくり」でサーチするとずいぶんヒットします。
「小樽で鮨を食うのは危険」というイメージがずいぶん広く浸透しているようですね。何か小樽独特の市場メカニズムがあるのではないか、という気がします。味にうとい中国からの観光客が増えたせいもあるかもしれません。

ぐらんぴ 2012年02月25日 05:17
>安達O@只今減量中さん その頃の小樽は、まだ観光客の入れ込みがさほどではなく、鮨屋もまともな営業をしていたんでしょうね。その後、バカみたいに観光客が来るようになって、多くの店がボッタクリに狂奔するようになったと思われます。

くまくま('(ェ)') 2012年03月01日 13:39
遅ればせながら日記拝読して驚いています。以前、知人に連れて行ってもらった小樽のお寿司屋さんは大変美味しかったです。年配のご夫婦で営んでる小さなお店でしたが、ネタも新鮮で、価格も良心的でした。確かにご主人は無愛想でしたが、こちらが気分を害するというほどではありませんでした。僭越ながら、そういうお店もありますということで書かせていただきました。

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官能作家・館淳一。趣味は路上観察、雑学研究からセーラー服ウォッチング、美女装子探しまで、なんでも探索。
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