ぐらんぴ日記

mixi上で「ぐらんぴ」が書いている日記の引っ越し版です。文字サイズ変更できます。

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DIC川村記念美術館 2012年01月29日

DICビル

カラーチャート

DIC川村美術館


文芸作家クラブの総会や懇親会が行われるのは、日本橋の『サリュコパン』というレストラン。(Saluit Copain =「やあ、みんな」という挨拶言葉らしい)
それには第一ホテル日本橋店というサブタイトルみたいなのがついている。サブ店名というのか。

http://www.salutcopain.com/

私はこれまでずっと、そのビルのなかに第一ホテル日本橋というのがあるのだとばかり思ってたが、検索してみると、そういう宿泊施設は存在しないみたいだ。
いったいどういうことだと思ってさらに検索をすすめてみると、『サリュコパン』を運営しているのは「第一ホテルサービス』という会社で、もともとは第一ホテルのなかの飲食部門の運営やビルメンテナンスを提供する会社だったようだ(もちろん子会社なんだろうね)。
今はだんだん本体から離れていって、あちこちの法人や大学のなかの食堂レストランを委託されて運営している。
『サリュコパン』は珍しく、この会社が直営するレストランのようだ。要するに、第一ホテルというブランドを利用した店名。ホームページで分かるように、結婚披露宴などの貸し切りパーティがメインで、そうでない時はランチとディナーで営業している。売りはビル街の眺望。確かに夜景はなかなかのものだ。

で、この『サリュコパン』が入っている店が「DICビル」なのだ。私はごくふつうに「ディックビル」と読むし、地図にもそう記しているところがある。人によっては「これは英語のDICKをもじったものではないか」と思うかもしれない。もちろんペニスの隠語である。
そこで検索してみると、このビルのオーナーは「DIC株式会社(英語表記DIC Corporation、略称DIC)』という企業法人で、その商標は「ディーアイシー」と読むことになっている。まあ仲間うちで「ディック」と呼んでもかまわないだろうが(現に社内では過去そう呼んでいたようだ)、正式には「ディーアイシー」という企業なのである。
で、これはどういう会社かというと、元の名前を知ると分かる。2008年に改称する前は、
「大日本インキ化学工業株式会社」
という名前だった。
英語の表記、Dainihon Ink Cemical の頭文字を連ねた略語なわけである。
この会社は今や世界的な印刷用インキのトップメーカーなんだそうだ。
本や雑誌を印刷するのにインキ(インク)は不可欠なもので、考えれば日本全体で毎日ものすごい量のインキが消費されているわけだけれど、生活に密着しているというか、私たちが直接使うものではないから、DICと言われてもピンとこない。もう昔のようにインキで字を書いたりもしないしね。私たちがインキに触れるのはプリンタのインクカートリッジを交換する時ぐらいではないだろうか。

しかし、会社のホームページを見てたら「おお」と思った。
DICカラーガイド
これを作っているのだ。
これは出版業界、特に編集や広告の現場では見慣れたものだ。ふつう「カラーチャート」「色見本」と言われているもので、印刷インクのサンプルなんである。
印刷関係ばかりでなく、色のついたモノを扱う製作現場ではこれが欠かせない。
「どういう色にしたらいいか」と考える時、まず必要になるのがカラーチャート。
色コード、日本名、英語名、RGBコードがついてる。これを使って誰もが色を指定できる。これの一つも持ってないと出版業界では一人前の人間とは言われないことになっている(ウソ)。
DICは、このカラーチャートを製造販売して、日本の需要のほとんどを独占しているんだね。
家人はインテリアの勉強をしていたので、探せば我が家にも二つ、三つはあるだろう。
はあー、知りませんでした。おそれいりました。つい謝ってしまう。(^_^;)
そんな有名なモノを作っておられた会社の本社ビルが、あのDICビルなんですね。

この会社の創業者が川村喜十郎という方。「川村インキ製造所」というのを作った。明治時代の実業家はみんなそうだけど、美術骨董が好きで、美術品の蒐集に熱中した。後継者も先代にならって蒐集を続けたので、美術品が山のようにある。それらのコレクションを一堂に集めたのが、千葉県佐倉市にある「DIC川村記念美術館」。
名前と存在は知ってたけれど、佐倉からさらに離れた場所なので、なんとなく忘れていた。目録を見ると魅力的な収蔵品がいっぱい。レストランも美味らしい。
うーん、季節がよくなったら訪ねてみたいところだ。東京駅から直通バスで1時間で行ける。皆さんもどうですか。

http://kawamura-museum.dic.co.jp/


イイネ!(7) ワグマ AOY アシシ。 のぶ翁。 むー みーや みゆき(M1号)
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コメント

水星騎士(゚-゚)牙魅 !2012年01月29日 03:49
ライダーの間ですとヘルメットなど作ってるメーカーとして認識されてたり(大日本インキの子会社なんですね)。>DIC
http://www.dic-plas.co.jp/company/history.html
コメント

*hana* 2012年01月29日 09:04
川村美術館は、四季折々の花を楽しめる庭園があるし、食事も美味しいのでレストランもいつもいっぱいです!
美術鑑賞しなくても楽しめるので、歴博と共に佐倉を巡られてはいかがでしょうか?
コメント

安達O@只今減量中 2012年01月29日 11:02
川村美術館は以前からチェックして、行きたいところなんですが、なんせ交通の便が悪くて。バスもあるんですけど、凄く億劫で……でも、写真で見る限り、素晴らしいところですよね。
コメント

Fumika 2012年01月29日 13:11
昨年、hana師匠にご案内いただきましたが庭園が素晴らしいです。
お天気の良い日にゆっくり散策したくなります。
コメント

ぐらんぴ 2012年01月29日 13:20
>がみ(゚-゚)ちちやすさん ヘルメットと印刷インキの間に何の関係が?と思うのですが、プラスチック製品を介しているようですね。プリント基盤の印刷などもプラスチックに対する印刷。そのためにプラスチックに強い会社を傘下としたのが大日本インク化学なんでしょうね。
>*hana*さん そうですか去年、Fumikaさんと行かれましたか。いや、歴博と回るのは少しハードかと(日帰りでは)。そういや近くに誰かが住んでたような気が……。(^_^;)
>安達Oさん 自分でクルマ運転してた頃、佐倉あたりはちょうどいいドライブ適地だったんですがね……。でも上野から佐倉まで30分、佐倉からバスで30分ですから、要は「行こう」という気合いなんでしょうね。何か好企画の展覧会があれば行きやすいんでしょうけどね。


*hana* 2012年01月29日 17:31
ぐらんぴさまならご案内させていただきますよ! ついでに八街の某先生宅も寄ったりして
コメント

*hana* 2012年01月30日 11:29
ちなみに、私のmixiの写真、川村記念美術館の蓮池で撮ったものです!
コメント

ぐらんぴ 2012年01月30日 15:31
>*hana*さん おお、そうでしたか。7月ぐらいからですかね。その頃なら寒いこともあるまいから大丈夫ですね。(^_^;)
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ヴァニラ画廊で頭クラクラ 2012年01月17日 04:35

ヴァニラ画廊

昨日16日、銀座の歯医者に行った帰り、「おおそうだ」と思い出して『ヴァニラ画廊』を覗いてみた。

『秘蝋の宴~満珍全席』

秘蝋の宴

都築響一さんのコレクションと銘打っているけれど、正しくは北九州の片田舎に住む老人のコレクションだった。

http://www.vanilla-gallery.com/archives/2012/20120106.html

今回は18歳以上のみ。21日まで。
この蝋人形一体と、男性器女性器三十体ぐらいは、いったい何のために作られたかというと、名目上は「童貞のまま死んだ先祖の一人の霊前に供え冥福を祈るため」ということだったらしい。しかし、真偽はよく分からない。15日日曜にブラックハートで都築氏のトークショーがあったので、その席に出ていればもっと詳しいことが聴けたかもしれない。
男性器は巨根ぞろい。カップルで行かないほうがいいよ。「あなたのはどうしてこんなに大きくないの」と疑いの目で見られる。(^_^;)
女性器は処女から大年増までいろいろな年代体型の女性の性器がリアルに蝋で作りこまれている。懐中電灯を貸してくれるので内側まで見ることができる。襞々が精密に象られて驚異の出来だが、蝋細工だからね、伸縮性はない。リアルドールのように性的快楽に用いるわけにはゆかない。
そういうものを、引退した蝋人形師(その時はしんこ飴細工で商売していたという)に頼み、えんえんと作らせた(その発注のための仕様書がある。誰か絵心のある人に頼んだらしい)。その執念はいったいどこから湧き出たのだろうか。

ちなみに一体だけある完全女体のモデルは、当時(1959年)のミスユニバースに優勝した児島明子だと言われる。

児島明子

発注者である老人の死後、土蔵のなかからこういうのが出てきて遺族は困惑。都築氏のもとに情報がもたらされ、氏がそれを引き受けたものらしい。
雰囲気は完全に「熱海秘宝館」であった。(^_^;)

案外、女性が来ていたね。

イイネ!(8) Fumika みゆき(M1号) misaki ピンクの仔猫ちゃん Mio 晴男雨女 ひな_shella 麻屋 寿@ロープ沖縄
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コメント

麻屋 寿@ロープ沖縄 2012年01月17日 04:42
ブラックハートで早乙女宏美姐さんからチラシを戴いて気になっていたのです。
蝋細工って夏に溶ないのだろうか…?
保管管理が大変だと思う。
コメント

ぐらんぴ 2012年01月17日 13:42
蝋人形は、触れると、体温でぬめっとした感じになるけれど、少しぐらいの熱で、崩れるとかそういうことは無いんじゃないですかね。

『新青年』 黒田 2012年01月17日 23:30
 こんな面白そうな企画展を開催中なのですか……。久しくヴァニラ画廊へは行っておらず、知りませんでした。
 21日は定例会出席の為、午後から東京に出掛けるので時間次第となりますが銀座へ寄りたいです。
コメント

ぐらんぴ 

2012年01月19日 07:27
児島明子って、宝田明と結婚(のち離婚)したのだ。改めて思い出した。

林倭衛という画家 2011年10月02日

hayashi_sizue.jpg

風紋パーティの最後に聖子ママからの礼状が渡されたが、それに同封されていたのが絵はがき3枚。
ここにその一枚を載せておく。
林倭衛(はやし・しずえ)という画家の作品。
題名は「出獄の日のO氏」
モデルのO氏とはアナーキスト、大杉栄である。

では、これを描いた林倭衛とはどんな画家か。
私も「風紋」に通うようになってから知ったのだが、林聖子ママの父君なのである。
破滅型の芸術家らしく、終戦の年に死んだ。

聖子ママと林倭衛については以下のリンクに。
http://www.kajika.net/furusawa/990520.htm

http://museum.umic.jp/jinbutu/data/026.html

http://anarchism.exblog.jp/13767268/

では、大杉栄と林倭衛の交流が詳しく描かれている。

私は「風紋」の店内にかけられていたこの絵を見たことがある。個人蔵のはずだが、資料によっては信濃美術館蔵とある。預けてあるのだろうか。
風紋をギャラリーとして林倭衛展をやった時かな。
「なんでも鑑定団」に出したら、いくらの値がつくものやら。

イイネ!(3) 若にーる ワグマ きた
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コメント

ぐらんぴ 2011年10月02日 10:34
うわ、間違えた。ママの「夫君」なんて書いてしまってた。(*_*;)
そんなわきゃない。ママが子供の頃に結婚したことになる。
実際は父君。父上である。

空山基の緊縛責め絵2 ネタ写真 2011年08月23日

sorayama_neta.jpg

sorayama.jpg


8月7日の日記の続き。

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1759968632&owner_id=170858

今日偶然にSM画像掲示板を覗いてたら、「おや、これは……?」とピンと来る画像を発見。
それを左右反転してみたら、空山基の文庫カバー絵(用に書いた原画)とそっくりになった。頭から胸にかけては写し取ったようにぴったり。
空山画伯はこのSMグラビア写真を基(もと)に、あの緊縛画を描いたのだ。

絵のほうでは、吊りなのに上半身が反り返っていないのが不自然に思えたけど、ネタ写真では椅子に寝もたれるようになって、吊られていない。人体にかかる重力のかかりかたが全然違うから、実際に吊られた時とは違って不自然になるわけだ。
空山画伯は、ちゃんとモデルさんを吊ってみたらよかったのに。

というだけの話。(笑)

イイネ!(9) 黒木仙伍 くまくま('(ェ)') ゆうき ひな_shella のぶ翁。 きた 小夏マーマレード Mio ゆずきいくと
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コメント

ぐらんぴ 2011年08月24日 05:59
「相談にのりますよ」とヴァニラ画廊の内藤社長に熱心に薦められた絵だけど、ネタ絵がSM雑誌のグラビア写真だと思うと、「ちょっと……」と思ってしまうよね。(^_^;) 空山自身、SMにあんまり思い入れがなかったのかなあ。セクシーロボットでは緊縛も描いていたのだが、生身の女は苦手なのか。

空山基の緊縛責め絵 2011年08月07日

sorayama.jpg


昨日はサンスポ講座第3回に行く前、銀座ヴァニラ画廊でやってる『団鬼六 追悼絵画展』の最終日に駆け込む。
堂昌一(春日章)、小妻容子(小妻要)、沖渉二、笠間しろう、前田寿安ら各画伯のSM雑誌の挿画を主に展示。
なかでも目を惹いたのが、空山基の文庫本カバー原画2点。
私は不明にして空山画伯が団師の作品のカバーを描いたなどとまったく知らなかったので仰天してしまった。
どうやらサン出版から出した作品のカバーらしいが、何という作品か、どういう経緯で描かれたのか、情報をお持ちのかたはお知らせいただきたい。
オーナーの内藤巽さんの許しを得て一枚を撮影した。本当は撮影ダメなんだけど、内藤さん、この絵を私に買わせようとする。そりゃ、これは欲しいし将来価値が上がるだろうけど、五桁キッパリという価格ではね、貧乏作家の手が届く画家ではありません。でも欲しいという人はいるかもしれない。これを見て「100万ぐらい何のその」と思われたかたはヴァニラ画廊内藤さんに連絡してくださいね。いえ私に手数料とか、そういうことはありませんよ。(^_^;)
しかし、なかなか凄惨な責め絵ですね。空山画伯の本領は、案外ここにあったのかもしれません。

イイネ!(10) 猫神博士 アシシ。 黒木仙伍 うみの Mio のぶ翁。 あられ。 わらねこ@笑夢猫 ゆずきいくと 水星騎士(゚-゚)牙魅!
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コメント

Commander-紫弩 2011年08月07日 20:07
私、空山基氏の画集を3冊持ってます(^o^)

天命卿貴 2011年08月07日 20:09
俺も7月末にマイミクさんと伺ってきました。少し前に睦月先生が来られていたようで芳名帳にご記名されていました。
作品は官能的でマイミクさんと鑑賞。良かったです。

黒木仙伍 2011年08月07日 23:39
私も1冊だけ画集を持っています。古本屋で見つけたドイツで出版された(らしい)画集で、中に館さん好みの銃を持つ女があります。

ぐらんぴ 2011年08月08日 07:13
おっかしーな。サン出版のロマンSM文庫シリーズで、確かに空山基はカバー絵を描いているけれど、ここに挙げた緊縛絵は使われていない。空山基全体で検索しても、この絵はどこにも発表されていないのである。つまり画集にも収録されていない未発表作品ということになる。
私も空山基のファンとして作品集は何冊も持っているが、和風の緊縛画というのは見つからない。この人はそもそもランジェリー&ストッキングとボンデージファッションに対するフェチシズムが強く、そこが私と共通していてファンになった所以なのであるが、鬼六ふう和風SMへの傾斜というのは見たことがない(だからヴァニラ画廊で驚いたのであるが)。
この絵の由来、知りたいものである。あるいはサン出版のロマンSMシリーズに使うはずだったが、あまりにもハードだったため、使われなかったものであろうか。

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官能作家・館淳一。趣味は路上観察、雑学研究からセーラー服ウォッチング、美女装子探しまで、なんでも探索。
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