ぐらんぴ日記

mixi上で「ぐらんぴ」が書いている日記の引っ越し版です。文字サイズ変更できます。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

未来を視る 2012年06月28日

マインドリーチ表紙

前の日記で紹介したけれど、人間は時として未来を視てしまう。
その例をあげるとしたら、この書だろう。

『マインド・リーチ~あなたにも超能力がある』(1985年、集英社)

http://www.amazon.co.jp/マインド・リーチ―あなたにも超能力がある-1978年-ハロルド・パソフ/dp/B000J8R4LG

実質、私が翻訳、リライトした書なのだが、Amazon のマーケットプレイスに出品されている。1960年代末から研究が行われていたリモート・ビューイング「遠隔視」(日本語にすれば千里眼)という超能力に関する実験とその検証を記した書。

スタンフォード研究所の研究員、ハロルド・パソフとラッセル・ターグが「人間には離れたところを視る能力がある」と仮定し、最初は名の知られた超能力者を使って実験を行っていた。あらゆる阻害要因を排除し電波も入り込めない密室のなかで二重盲検法を使って実験は進められた。驚いたことに彼らは、ビーコン(緯度経度など)の断片的な情報を与えられただけで,そこに何があるのかを「視て」しまう。
ある時、まったくの素人にやらせたら、これが成功してしまった。他のアマチュアも同様だった。遠隔視能力はふつうの人間にも付与されているらしい。

さらに、実験を始める前に、被験者がこれからやる実験の、その結果を見てしまう「未来視」まで確認される。

最後は高温高圧のガスの底にある木星の核の状況まで透視してしまう、その過程は実にスリリング。
パソフらのこの研究はアメリカ軍部の注目するところとなり、研究者は国防省とアメリカ陸軍にスカウトされ、公の研究は封印されてしまった。米軍はこの研究をもとに「遠隔視部隊」を編成、敵の奥地や脳に潜入する作戦を実行してゆく。この作戦は『スターゲイト作戦』として、後世一部が明らかにされている。
この書は軍によって封印される前の、唯一の公開された遠隔視能力実験の成果である。

私は翻訳リライト料として集英社から30万円をもらってそれだけ。どこにも名前はクレジットされていないので、復刻されても一円にもならないのだが、この幻の書を復刻してもらいたいものだ。
復刊ドットコムにも登録されている。

http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=27890
============================
イイネ!(4) ひな_shella あやのすけ 若にーる 退会したユーザー
ぐらんぴ2012年06月28日 11:35 削除
装丁は田名網敬一さんですね。視ただけで分かる。(^_^;)
ぐらんぴ2012年06月28日 11:40 削除
実は、私の作品の一つは、この『マインド・リーチ』で明らかにされた遠隔視能力を持つ女性がヒロインになっています。さてそれはどういうタイトルでしょうか。
のぶ(nob)2012年06月28日 12:04 削除
Japan Skeptics会員(元理事)としては読むべきかな。ところで上のAmazonへのリンクに見えるのをクリックすると復刊ドットコムに飛んでしまいます。提携してたのかと思った。
ぐらんぴ2012年06月28日 14:49 削除
>のぶ(nob)さん や、リンクミスでした。貼り直しました。ご指摘ありがとうございました。m(__)m

ぐらんぴ2012年06月28日 16:59 削除
パソフらがスタンフォードでやった実験は、基本的にこういうものでした。
(1)被験者とビーコン(標識者)と問題提出者の3者がいる。
(2)問題提出者はビーコンの行く先を地図上から10カ所選び、それを10枚の封筒に入れて密封しておく。
(3)問題提出者は実験の数時間前、ビーコンに「実験開始は●●時。実験1時間前にこの封筒をランダムに選んで開け、記されている目的地へ行く。そこに30分とどまり周囲の状況を写真などで記録せよ」と命じる。もちろんビーコンは単独で行動し誰とも連絡をとらない。
(4)問題提出者は被験者に「実験開始時間は●●時。実験開始時間に実験室に入り、遠隔視の瞑想を開始せよ。脳に浮かぶ映像を記録せよ」と言う。
(5)実験が終わったあと、問題提出者はビーコンがどの目的地を選ばされたかを聞き、●●時からの、そこでの行動の記録を受け取る。
(6)問題提出者は被験者から●●時から始めた遠隔視の脳内映像の記録を受け取る。
(7)問題提出者は両者のデータを比較し、どれほど一致していたかを検討する。
……実験室は外部から電磁的にも物理的にも遮断された密室であり、実験時間ちゅうは外部と連絡がとれない。
また、目的地はビーコンが封筒からアトランダムに選ぶため、問題提出者でさえ●●時にビーコンがどこに行くか予想できない。
もちろん被験者とビーコンの間は連絡をとる手段がないのだから、ここに二重盲検法が成立する。
その結果、驚くほどの確率で超能力の実績のある者、ない者が同じような遠隔視能力を示すことが分かった。つまり人間は本能として遠隔視能力を付与されている。

アメリカ国防省がこれを知って驚愕したのは分かりますね。敵地に潜入したスパイ、テロリスト、あるいは墜落したパイロットなどがビーコンとなり得るなら、通信手段の無い状況でも目標の状況が察知できるわけです。パソフらは拉致されるようにして軍部に囲いこまれ、遠隔透視部隊の編成と訓練と作戦の実施に関与することになります。これがスターゲイト作戦。

しかし「軍用遠隔視兵士」は、当局が期待したほどの成果をあげられず、湾岸戦争前には解散させられていたと思われます(極秘裏に今も部隊が活動しているかもしれませんが)。どうも「占い」や他の超能力同様、遠隔視も「利害」「報酬」がからむと好成績をあげられないのではないか、という気がします。未来視も確認されているのですから、明日の株価市況、競馬の結果が今日分る。遠隔視と未来視が出来る人間は富豪になり得る理屈ですが、そういう事業を実際にやろうとした研究者たちは成功していません。遠隔視の最大の弱点はそこにあるわけですが、それが悪用を妨げているとも言えます。うまく働かないことでこの世の秩序が保たれている。
ぐらんぴ
ぐらんぴ2012年06月28日 17:05 削除
最近の日本の研究でも「離れたところで身内の死を知った人の半数以上が何らかの「お告げ」を受けた体験をしている」と発表されました。死につつある身内をビーコンとして、その人に死の情報が伝わったとすれば、これも遠隔視同様の現象だと思われます。
ぐらんぴ2012年06月29日 13:44 削除
パソフらの実験における未来視は、次のようなものであった。
定められた実験開始時刻より前に密室入りした被験者が瞑想を始めたところ、ある光景が浮かんだので、それを記録した。
この時点ではビーコン(標識者)さえ目的地を選んでおらず、自分がこれからどこに行くかを知らない。三重盲検法になってるわけだ。しかしアトランダムに選んだ目的地へ行き周囲の映像を記録し、帰ってみたら、被験者の「見た」映像と一致していた。被験者は30分から一時間後に起きるはずの未来を視ていたわけだ。
スポンサーサイト

数秒の未来 2012年06月27日


去年のサンスポ講座で高橋源一郎氏が宣伝していた『嘘みたいな本当の話』、応募するのをすっかり忘れていたら続刊がすでに出ていた。

『嘘みたいな本当の話みどり』(高橋源一郎、内田樹 選、イーストプレス、1000円)

http://www.amazon.co.jp/嘘みたいな本当の話-みどり-日本版ナショナル・ストーリー・プロジェクト-内田-樹/dp/4781608000


まだ全部読み終えていないけれど、気にいった話があったので、紹介しておこう。(要旨リライト)

>「ある夜の出来事」
 仕事帰りのある夜、いつも通りに車を運転していた時のこと、
 百メートルぐらい先の信号が赤になり、歩道上に渡ろうとしている歩行者がいることを確認したので徐行、横断歩道に近づきながら、そろそろ歩行者が渡りだすな、と思ってそちらに目を向けると誰もおらず、信号も青のままだった。しかしそのまま進んでゆくと信号は赤に変わり、先ほど見た歩行者が現われて、私の目の前を横切っていった。。

 そうです、少し先の未来を見てしまったんです。
 ほんの数秒間の出来事。

未来視はときどき起こる。本人がそのことに気づかないでいる場合も多いと思われ。
しかし数秒先の未来を見た例は私の記憶では少ない。

============================
イイネ!(3) きた ナゾマ みゆき(M1号)
Mio2012年06月27日 11:08 削除
映画のようは話ですね。
私は体感したことがないですが、実際見えてしまったら怖い気がいたします。
ぐらんぴ2012年06月27日 13:25 削除
この本のなかで一番面白く笑わせるのは、高橋源一郎があとがきのなかで紹介したエピソード。どこかの大学でエッセイ大賞みたいなものを創設、応募者のなかから「父を亡くして苦労しながら生きている」女子高生のエッセイを大賞に選んだ。当日、女子高生の傍らには満面の笑みの中年男。誰かと訊いたら「父親です」授賞式は大混乱。女子高生いわく。「エッセイって本当のことを書かなきゃダメなんですか?」授賞式は中止。賞はストップ。その回一回きりで消えた。エッセイ賞の応募要項には「フィクションはダメ」と書かなきゃいけない時代になった。

アシシ。2012年06月27日 16:04 削除
作家のエッセイでは、あとで嘘だったと分かるものがありますよね。
わたしは立原正秋が好きなんですか、死後、ずいぶんとエッセイで虚構の自分を書いていたと分かりました。
騙された気分でしたが、小説家はもともと嘘つきだから、しかたないのかなとも……。
彼の場合は、コンプレックスもずいぶんとあったようですが。
ぐらんぴ2012年06月27日 16:24 削除
高橋源一郎氏も「エッセイはウソを書いたらいけないのか。どこまで虚構が許されるのか」と悩んでましたね。

ゆうき2012年06月28日 05:57 削除
私が高校生の頃、三人組で三つのテーマで書いた文章を学校ごとで競う作文大会があった。
当時優勝した作品は、沖縄の家庭でペットのように育てたヤギを、家族の祝い事の席のため、つぶしてヤギ汁にした話。
これも優勝した沖縄の高校生が、後日虚構の文章だと発言。
ゆうき2012年06月28日 05:59 削除
何よりもショックを隠せなかったのは、その文章に感銘を受けた、我が高校の国語教師でした(笑)
ぐらんぴ2012年06月28日 09:25 削除
>ゆうきさん 虚構(フィクション)がいかに大事なことか、逆に説明できますね。有名なのは「一杯のかけそば」。

今年のサンスポ講座 2012年06月26日

サンスポ講座11年

サンスポ講座春うらら


前回で最終講義になるだろうと予測したのですが、サンケイスポーツは懲りず?にまた今年もやるからと言い、寄り切られてまた講師を務めることになりました。
サンスポ性ノンフィクション書きかた講座。
今年は最初の回が8月4日(土)で睦月さん。
私は最終の回、8月25日(土)です。
他の講師は丸茂ジュンさん、高橋源一郎教授らが務められる予定。今週じゅうにも決定になるかと思います。
詳細は決まりしだい、またこちらで報告しますね。

恒例、夏休みのみんなで楽しく飲む会(二次会のほうがメインの感が)です。相も変わらぬバカ話になると思いますが、皆様、お誘い合わせのうえ冷やかしに来ていただければ幸いです。
さて今年のアシスタントはどうしようかな~。(思案投首)

写真左は去年の講義風景。右はアシスタントのはるうららちゃん。これ任務遂行ちゅう。
============================
イイネ!(18) 黒木仙伍 みゆき(M1号) 陸奥のABE ピンクの仔猫ちゃん ひな_shella katze あやのすけ 『新青年』 黒田 小町 鵜木
長田一美2012年06月26日 10:57 削除
素敵ですわーい(嬉しい顔)
‡‡†あゆ†‡‡2012年06月26日 11:21 削除
おぉふらふら休みの希望を出して行かねばあせあせ(飛び散る汗)
わらねこ@笑夢猫2012年06月26日 12:36 削除
ぐらんぴさんの日だ!

7月末で予定してたのを変更しないとだな。
『新青年』 黒田2012年06月26日 15:32 削除
まだ予定が立ちませんが、今年の講座には初参加したいです。
あやのすけ2012年06月26日 16:02 削除
む、8月25日ですか! なんとかして行きたい富山在住の私です。
きた2012年06月26日 23:58 削除
おぉ。何とか都合を付けて参加したいところです。

夢の不思議 2012年06月25日


人の夢の話は、臨床心理学でもやってる人じゃないと興味がないだろうと思うので、おおかたの人はスルーしてください。

昨日の朝方に見た夢がどうも不思議なものであった。
どうやら私は、病院から母を自宅に戻すため(というのは札幌だな)救急車みたいな車に母を積んで(母の顔を見ていない)運転席でハンドルを握っていた。つまりレンタル救急車みたいなので、自分で搬送することになってるらしい。
私は車を運転しなくなって10年ぐらいになるので(そういうことは夢のなかでも自覚している)「大丈夫かな」と思っている。夜である。街灯で光る路面はどうやら凍りついている。季節は冬なのだ。
そうしたらバイクに乗って女がやってきた。ライダースーツを着てなかなかの美人だ。
そうしたら私に、「兄さん、久しぶり。私もついてゆくよ」と言うではないか。
なんと妹なのである。
「そういえばおれには長いこと会っていない妹がいたのだ」と思い出した。
その名前が思い出せなくて一瞬、焦ったが、すぐに閃いた。「京子」というのだ。
私の実の妹なら年齢的には60歳ぐらいでなくてはならないのだが、外見は姪たちと同じ、三十代後半ぐらいに見える。
私はなんとなく心強くなって「よし行くぞ」とギアを入れて路上に乗りだした。
どういうものか、やたらスピードが出る。カーブなど危ないぐらいのスピード。
ゆっくり行こうとするのだが、どうしてもスピードが出てしまうのだ。本来なら凍りついてる雪道なのだから「こりゃスリップするな」と思うのだが、特にそういうこともなく、車は無事、我が家に……。
というところで目が覚めた。

「あの妹というのは何だ。おれには妹なんていない」
最初に我に帰って思ったのはそういうことだ。
現実なら「そんなバカな」と思う事態なのに、私は「そういえば妹がいたんだ」とあっさり納得してしまった。京子なんて名前まで。心当たりはまったくない。
「うーむ、これはどういうことなのかなあ。男ばっかりの兄弟の末ッ子だったから、妹が欲しいという願望が潜在していて、それが夢の形になったのかな。しかし妹が欲しいと思ったことは一度も無いんだが。
しかし一番不思議なのは、そういう奇妙な事態が起きて不思議に思わないということである。夢の世界では「明晰夢」というのがあって、「これは夢である」と認識しながら見る夢がある(というか、そういう夢を見られる人がいる)。私は一度も明晰夢を見たことはない。どんな不思議な事態になっても夢のなかではそれを納得している。
ある時は一軒の飲み屋に入ったら、そこは昔よく通った酒場で、迎えてくれたママの顔も店内の様子もすべて見慣れたもので「ああ、懐かしいなあ。ここでいろんなことがあったなあ、いろんなやつと出会って、いろんな話をしたなあ」と懐旧の念がどっと沸き起って、「こんないい店なのに、どうして足が遠のいたんだろう。これからはもっと来よう」と思ったところで目が覚めた。
当然ながら現実にはそんな店は存在しなかったしママにも会ったことはなくその酒場で体験したあれこれはまったく記憶がない。それなのに身内に沸き起った「うわあ懐かしい」という感動は何だったのだろうか。あまりにも不思議すぎて「私はこの世界に生きてるけど、もう一人の私は夢の世界に生きており、この夢はたまたま二人の私が交錯してしまったことによる夢ではないのか」と思ったりしたことだ。
しかし、どうして夢のなかで遭遇する不思議な事態に私たちは「あり得ない」と反応しないのだろうか。私は今は亡き父や母と会う夢をよく見るが、私は二人の死に顔を見てるのだから、生きて出てきたらそれは幽霊だということになるのに、そんなことは思わないで、やたら懐かしくホッとした思いで話したりしてるのだ。
これはどういう機能が脳のなかで働いているからなのだろうか。
「こんなことはあり得ない」と検証する機能が麻痺している。とりあえず夢のなかの「現実」はそのまま受け入れるよう、夢の制作側は管理している。だから人はとてつもなく奇妙な夢を見てもあまり驚かない。それに適応して行動し思考する。何なのだこの働きは。
不思議だ不思議だ不思議だ。
しかし夢のなかの妹、京子はけっこう美人だったからもう一度会いたいものだ。そう思ってると時々、続きを見ることが出来るのだね。これも不思議だ。結局、夢を作るのは脳のなかの私なのだ。製作者と観客の間にまったく意志の疎通がない劇場で、ただ私は不思議な世界を見せつけられる。不思議だ。



============================
イイネ!(12) ゆうき 黒木仙伍 ナゾマ みかん姫 Commander-紫弩 小町 ゆずきいくと 冴月さくら もとみ(こもも) きた
コメント

ゆずきいくと2012年06月25日 11:02 削除
私も本当の妹に加え、さらに架空の妹がいる夢を見ます。
だいたい4、5歳で妹が一番可愛かった頃なんですよ。
ぐらんぴ2012年06月25日 13:09 削除
>ゆずきいくとさん それは実によく分る潜在願望の夢です。(笑)
ぐらんぴ2012年06月25日 13:10 削除
「架空の家族」の夢って、けっこうみんな見てるかもしれないねえ。
ぐらんぴ2012年06月25日 13:20 削除
私の母は2番目の子供が女の子で私より4つ上ぐらいの姉になる。智絵という名で4歳で病死した。姉なら実際に居たのであるから夢に出てきてもいいのだが、その姉のことは夢にも見ないしふだん余り思い出さない。……って私が生まれる前に死んだのだから、思い出すよすがもないのだけれどね。
「ひょっとして……」と思ったのは、私が小学校5年ぐらいの頃、母が子宮外妊娠で入院し手術後の肝炎で長期入院したことがある。子宮外でなければ5番目の子供を生むことになったわけで、それが女の子であったなら私の妹になったはずだ。しかしそんなことは今思い出したことだからねえ。
考えられないこともないというのは、父の隠し子という可能性である。父は芸者遊びをよくして愛人がどっかに何人かいたのではないかと思われる。だから隠し子がいたとしても不思議ではない。父の死後、そういう女性や子供が現われるのではないかと母も含めて一家は期待?していたのであるが、誰も現われなかった。しかし実は女の子が一人いて、その子30代後半から40代という可能性は……ギリギリあるような気がする。もしかしてその子の名前は「京子」というのかも。
ぐらんぴ2012年06月25日 14:48 削除
架空の夢(夢というのはみな架空だが)のなかで時々見るのが「架空の部屋」。つげ義春のマンガにあったが妻子に内緒で小さな部屋を借りてそこでぼんやりしている男の話。男の現実逃避願望を描いた秀作だったが、私がそういう部屋を借りているという夢だ。どういうわけか知らないが、そのことを忘れていて、ある日突然「ああおれはこの部屋を借りていたんだ」と気付くという夢。そうするといろいろ嬉しいわけだ。自由で邪魔されないひとりだけの空間。そこをどうデザインしようかとか。覚めてからがっかりする。豪華なマンションの一室もあれば、安アパートの一室ということもある。
ナゾマ2012年06月25日 18:08 削除
夢の中での妹というのは、結婚生活を示すこともありますので、妹本人とは限らないです。時間がある時に、夢診断してみます。
邪太郎2012年06月25日 22:53 削除
そのネエチャンとやりたかったのは確かです。
ぐらんぴ2012年06月26日 16:18 削除
架空の妹の意味するところは、まあこの話題の辺縁で、どうということではないです。私の知りたい問題は、現実ではあり得ないことに直面しながら、夢のなかではなぜ驚かず、納得してしまうのかというメカニズムですね。
ナゾマ2012年06月26日 18:46 削除
無意識は夢の意味を理解しているからではないでしょうか? 他人にバレないように暗号化して自分で自分を説得したり、激励したりするのと同じような事ではないかと思います。
邪太郎2012年06月27日 05:40 削除
夢の中で、意識下で沸々と湧いてくるイメージは理性(意識)では制御不能で、現実にあり得るかどうかとは無関係に勝手に湧いて消えて行く性質のもので、 理性に照らして「あり得ねぇ」というチェックが働かないようです。
ぐらんぴ2012年06月27日 15:45 削除
なぜ脳は夢を見ている時、理性を制御不能にしてしまうのかと考えると、夢を見させる主体(潜在意識)は「夢を見続けさせる」という強い目的意識があるからでしょうね。夢のなかのいちいちに驚いて目を覚まされたら、夢が中断して目的(何だか分からないが)が果たせない。そのために「理性」を麻痺させて夢を強制的に見させ続けるんでしょう。いわば意識を保ったまま麻酔で苦痛を感じさせなくするような、そういう「理性麻酔」が脳内で行われている。そんな気がします。ということならば私たちは毎夜、潜在意識に強制的に劇場に連れてゆかれ強制的に演目を見せられることになる。自分の意志で席を立つことは許されない劇場。
ぐらんぴ2012年06月27日 17:23 削除
さて、その「理性麻酔」がどのようなメカニズムで発動されているかですね。眠ると脳内に麻薬様化学物質が分泌されて麻薬摂取時のような酩酊状態にして理性を遮断させてしまうのか。それだったら眼が覚めたあともそうとう後遺症が残るような気がする。「ああ、夢でよかった」とすぐ理性が戻る。では何が理性を麻酔させるのか。その部分がうまく働かない時、「明晰夢」となると考えられる。手術ちゅうに麻酔が覚めた患者のようなもの。
ぐらんぴ2012年06月27日 17:27 削除
そういえば私は、ときどき「この夢はつまらないなあ」と思う時がある。ほとんど覚醒寸前の浅い眠りの時。理性麻酔が覚めてしまって半分、明晰夢になっている。そうか、眠りというのは理性を麻酔させることによって起きる反射的な反応なのかもしれない。とすると、人は眠って夢を見るのではない。夢を見るために眠るのだ。眠って夢劇場へ行くわけではなく、夢劇場へ行くために眠る。「私は夢を見ない」という人もいるが、レム睡眠時、実は夢は見ているのだ。起きた瞬間、忘れてしまう。
未婚の父2012年06月27日 22:42 削除
館さんもよくご存知の美女とえっちなことをする夢を見てしまった私は、どうしたらよいのでしょうか。

私も、夢の中で、広島大学の学生になったり、人を手にかけたりしたことはありますが、その美女さんとは会うことがあるので、どういう顔で会えばいいものか。
ぐらんぴ2012年06月28日 07:57 削除
私なんか母親にH行為しかけてた夢を見て、翌朝、母の顔が見られませんでした。それに比べればまだまだ修業が。(^_^;)

消えた出版社 2012年06月24日

早朝、 facebook で日本出版社の廃業を知り、衝撃。
同社にかつて勤めた人の情報だから間違いないだろう。
先年、矢崎泰夫社長は食道か胃のガンを患いを、その後、千草忠夫師のことで電話をかけてきた時はかすれ声だったので驚いたことがある。
やはり大患の後、体力と同時に気力が失せたのであろうか。

私は四冊だけどアップルノベルスで作品を出してもらった縁がある。
同社で出していたSM雑誌『SMクラブ』にも寄稿したことがある。
『コンバットコミック』だったかにも。
ミリオン出版にいた仲のよかった編集者が同社に移籍、出版部長となった縁もあって、矢崎社長とも何度かお目にかかった。洒脱で愉快な人であった。

「出版社が消えてゆくなあ」と思った。
私と関係した出版社でも、グリーン文庫を出していた勁文社、小説クラブを出していた桃園書房、SMファンを出していた司書房(桃園傘下)が消失している。
そのほかどういう出版社が消えていっただろうか。関係はなかったけど大陸書房があったな。


============================
イイネ!(3) 『新青年』 黒田 ひな_shella ミロ
むー2012年06月24日 12:40 削除
私もノベルズ何冊か出してもらいました。SMクラブには、当時は南部十四郎の筆名で小説を書いてました。猫好き社長は、猫の話をすると涙ぐんでました。残念ですね。
きた2012年06月24日 12:42 削除
矢崎社長って、かつて「話の特集」の編集・発行をなさってた方でしたっけ?
日本出版社といえば、千草忠夫さんの作品というイメージがあります。
残念です……。
猫神博士2012年06月24日 13:02 削除
お名前が似てると思ったら、矢崎泰夫さんは泰久さんの弟だったのですね。ご本人も無類の猫好きだそうで、猫関連の出版物をどこかで引き継いでほしいものです。
森 美貴2012年06月24日 14:49 削除
平和出版、ジャパンミックスもそうですね。未払い金あってすんごく痛かったです。げっそり
ぐらんぴ2012年06月24日 16:43 削除
元社員のH君から話を聞いたけれど、長期の病気療養が必要になるので、後継者もいないことだし赤字を累積させる前に廃業しようという矢崎社長の意向だという。『猫びより』については、辰巳出版が引き受けるという話がついていて、廃刊にはならない模様。
ぐらんぴ2012年06月24日 17:11 削除
平和出版は小説誌とつきあいがあったかな。ジャパンミックスは何でしたか。
ぐらんぴ2012年06月24日 17:15 削除
日本出版社は創業75年だそうだが、会社の創業の事情が面白い。Wikipediaに詳しい。
わらねこ@笑夢猫2012年06月24日 17:48 削除
突然廃業されたり、潰れるととっても困るのですよ。
大陸書房、立風書房のときには、ほんと、こまりました。
シリーズものが頓挫しちゃうし。

猫びより、続くようでよかったです。
むー2012年06月24日 22:18 削除
ジャパンミックスは私のケンペーくんです。増刷の矢先に消滅しました。
猫神博士2012年06月24日 22:54 削除
今日は「猫ねこ展覧会2012」の最終日で、『猫びより』の常連ライターさんも来ていたので、編集部ごと辰巳出版に引き継がれることを知り、ほっとした次第です。
若にーる2012年06月26日 14:27 削除
あとは、東京三世社とか? でしょうか。
ぐらんぴ2012年06月27日 16:04 削除
そうか東京三世社ってありましたねえ。SM雑誌では『SMセレクト』。私とはつきあいが無かったけど、けっこう古本なんか買ったです。SM雑誌としては古参だった。『オレンジ通信』が有名かなあ。2年前に廃業しちゃったんですね。

 | HOME |  古い日記に行く »

文字サイズの変更

プロフィール

ぐらんぴ

Author:ぐらんぴ
官能作家・館淳一。趣味は路上観察、雑学研究からセーラー服ウォッチング、美女装子探しまで、なんでも探索。
館淳一ホームページ

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (1721)
飲食店 (6)
Mac (8)
電子書籍 (4)
mixi (4)
身辺雑記 (71)
美少女 (2)
セーラー服 (2)
ネット (3)
仕事 (10)
文学・小説 (12)
雑学(地名) (3)
出版・編集 (7)
雑学(死語) (5)
永井荷風 (6)
雑学(モノコト) (10)
事件(社会) (14)
事件(世界) (6)
政治 (1)
道具 (3)
回想 (11)
SM (2)
路上観察 (14)
女装 (6)
工作 (1)
ミュージック (7)
雑学(軍事・武器) (2)
アート・美術 (6)
原発 (7)
怪談・超常現象 (6)
病気 健康 (3)
ランジェリー (2)
夢 幻覚 (2)
映画 映像 (2)
料理 酒 (4)
日本語 (2)
植物 (13)
雑学(地理 地史) (3)
雑学(英語 外国語) (1)
芸能タレント (1)
鉄道 (1)
ゴシップ (2)
廃墟 (1)
建築物 家屋 (1)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2Ad

Template by たけやん

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。